「中学生7割超、2020年に不安。」の電車広告の意味するもの

先日電車に乗っていたらこんな広告を目にしました。

 

栄光ゼミナール ad_201706

 

あなたはこの広告の意味がわかるでしょうか?

 

これは学習塾の栄光ゼミナールの広告です。右側にはこのような文章が書いてあります。

 

中学生の72.8%(*)が大学入試が一新する2020年に不安を感じています。学習環境の変化を受け止め、立ち向かう生徒たち。大丈夫。自ら考え、表現する力を磨けば、受験も将来の困難も乗り越えられる。 *すららネット調べ

 

そう、このコラムでも再三触れている2020年からの大学入試改革について触れている広告で、その当事者たちである、中学生にアンケートしたところ、実に70%以上が不安を感じている、ということを伝えている広告なのです。

 

それはそうですよね、まだ日本で誰も経験したことのない、新しい入試のを彼らは受けさせられる事になるわけですから。

 

そんな不安を解消するように、この広告では次のように言っています。

大丈夫。自ら考え、表現する力を磨けば、受験も将来の困難も乗り越えられる。

 

このメッセージで注目したいのは、

「自ら考え」「表現する」力は、受験、という一時の急場しのぎのテクニックではなく、

一生涯自分の身を助ける力になる、ということです。

 

地図育の目指すところもまさに同じ考えです。

 

地図育は、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングをベースに、地図を使って目的地に向かうルートを自分で考え、足を動かしながら試行錯誤することで「自分で考えられる人材」を育てることを目的としています。

 

このように、個々の「自分で考えて動く力」=考動力を伸ばすことが地図育の一番の目標です。

 

この力を伸ばすことは人を強くし、生涯に渡って人生の主役になりうる原動力となることでしょう。

 

ただし、この力は一夜漬けして身に付くものではありません。

 

普段の生活から、親が子どもに「自ら考える」機会をあえて作る、ということも大事なのです。

 

ついつい「勉強しなさい」「あれしなさい」と口出ししすぎているとしたら要注意。

それは子どもの「自ら考える力」を衰えさせている、という風に自覚した方が良いと思います。

 

 

子どもの「自分で考えられる力」を育てることは、受験のためだけではない。

そう肝に銘じて、親子のコミュニケーションを見直すことも大事なのではないでしょうか。

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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