オリエンテーリングでアクティブラーニングを考えてみる

アクティブラーニング、という言葉が教育の中で中心になりつつあります。

意味をご存知ですか?

教員からの一方向的な講義で知識を覚えるのではなく、生徒たちが主体的に参加、仲間と深く考えながら課題を解決する力を養うのが目的。そうした力を養う授業手法として、議論やグループワークなどが挙げられることが多い。(2015-12-17 朝日新聞 夕刊 2社会)

すなわち、先生の講義を一方的に聴いて終わりの従来の座学形式ではなく、生徒自身も考えて意見を出し合いながら、積極的に参加していく授業。

 

この授業だと先生の話しをボケーと聞いていればいい訳もなく、きちんと情報を自分の頭の中で整理して咀嚼し、自分なりに解釈した上で意見を出すことが求められそうです。

 

この過程、オリエンテーリングと非常に似ています。

グループでおこなうのか、個人でおこなうのかによっても多少変わりますが、共通するのは、「自分で考えて目的地までの道のりを考える」こと。

 

特に個人で所要時間を競う大会の場合、そのルートチョイスの選択が最終的には順位にも大きく影響する訳ですから、そこは慎重になります。

 

黙っていても誰も教えてくれず、前に進めない訳ですから、オリエンテーリングや地図とコンパスを使う行動を繰り返すことで、自然と「自分で考えて、解決策を見出す」という思考の癖が身につくはずです。

 

だから、アクティブラーニングとオリエンテーリングは極めて相性がいいはずです。

 

オリエンテーリングは北欧生まれのスポーツ。フィンランドはじめ、北欧はアクティブラーニングに積極的な国々です。

 

これから益々オリエンテーリングが教育の中で重視されていくのではないかと思っています。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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