目的意識を地図から学ぶ

地図を使って、
あなたのお子さんの、
「自分で問題を解決する力」を
伸ばす専門家、

『地図育®コンサルタント』の
林 大岳です。

「地図育は、
 私のオリエンテーリングの
 経験を元に開発しています」

というお話をすると、
多くの方が、「ああ、あれね」
という表情をされます。

”あの林間学校なんかでやる、
ハイキングみたいなのんびり
やるやつでしょう?”

イメージでいうと、
こんな感じ↓

グループで、
和気あいあいとしながら
ゆっくり進む感じ。

皆さんの思っている
オリエンテーリングって、
こんな感じだと思います。

でもね、
ここであなたのイメージを
ぶち壊します。

いいですか?
覚悟してください。


まず、
この動画を見てください。

この動画に映っているのは、
海外でおこなわれている
オリエンテーリングの競技大会を
様子です。

どうです?
おそらく驚いたでしょう。

あなたがいままで
思い描いていた
オリエンテーリングの
イメージとは違ったはずです。


この競技オリエンテーリング
には大きくいって
3つの特徴があります。

それは、

① ゴールするまでの所要時間で
 勝ち負けを決める競技スポーツで
 あること。
②走るのが当たり前。
③一人でおこなうこと

といったことです。

林間学校などでおこなわれる
オリエンテーリングの場合は、
時間を競う、というよりは、
グループでまわってくることが
重視される場合が多いです。

しかし、
競技オリエンテーリングの
場合は、

「いかに早くゴールして、
 勝利するか」

という明確な目的があります。


目的が明確であるからこそ、
「どうやったら1秒でも短くできるか」
「そのためには、
 どんなルートを選べば良いのか」
ということを真剣に考え、

そのプランを着実に実行できる能力が
問われてくるのです。

ここが単に「歩く」ことが目的の
「ハイキング」との大きな違いです。

■目的が明確であれば

「目的を明確する」ことは、
日々の生活でも重要です。

目的が明確になれば、そこから
遡って、いますぐどんな行動を取るべき
が見えてきます。

たとえば、
「今日の夕飯はカレー」にしよう
と決めたとします。

目的:今日の夕飯はカレー
     ↓
冷蔵庫に必要な材料が
揃っているか確認する
     ↓
玉ねぎが足りないから
スーパーに行くことにする
     ↓
スーパーに行く時間を
決める
     ↓
スーパーに行く時間を
確保するために洗濯は
先に済ましておく

どうでしょう?

このように、
「目的を明確」にすることで、
そこから遡って、
必要な行動が具体的に見えてくる。

これが「行動を小さく砕く」
ということです。

それが出来れば、
いますぐに具体的に
何をしなければいけないかが
見えてきます。

手に入れたい結果から
逆算して考える。

いわゆる
「逆算思考」
というやつです。

■地図育で
 お伝えしていること

この「逆算思考」の考え方は
「親子地図育®ワークショップ」
でも重要視していることです。

危険防止のため、
地図育のワークショップでは、
公園内では走りませんし、
お子さんを1人にすることも
ありません。

ただ、
「なるべく早く戻ってくる」
という明確な目的は
持ってもらうよう、子ども達に
伝えます。

この目的に向かって、
子ども達が
「君ならどうする?」

これを問う場が、
「地図育」なのです。


その問いに答えようと
子ども達が真剣になることで
成長があります。

地図を持ち、
①目的地の位置を
 確認し、
②自分の立っている場所から
 目的地までの距離や方角を
 確認する。
③なるべく早くたどりつくための
 おおよそのルートを考え、
④その途中にどんな曲がり角や
 建物があるのかを確認し、
⑤どちらの方角に進むのかを記憶する
⑥そして歩き出す。

地図を持たせることで、
子ども達は
こんな手順を繰り返します。


だらだら何となく歩いて
「楽しかったね」
ではなく、

「早くたどり着く」という
明確な目的のために、
子どもが一生懸命考えて
努力をする場をつくる。

すなわち、

「明確な目的を持って、
 行動する経験をつくる」


これを繰り返すことで
成長が生まれます。

単なる
「親子ウォーキングイベント」
との違いはここにあります。


これが、私自身の
競技オリエンテーリングの
知識と経験を元につくった
「親子地図育®ワークショップ」
に込めた想いです。


こんな想いに共感してくれる
お父さんお母さんが
増えてくれたら嬉しいです。

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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