我が子の「考える力」を伸ばすにはどうしたら良い?NHKあさイチも取り上げた「教育改革」について今こそ考えよう。

1月10日に放送されたNHK朝の情報番組「あさイチ」のテーマは「知っていますか教育改革」でした。

 

このコラムでも何度も触れていますが2020年から大学入試制度をはじめ、教育の内容が大きく変わることになっています。

今回の特集はその最前線を追う、というものでした。

 

「新しい教育」の中身として強調されていたのは、

 

これから重視されるのは「知識を学ぶ」以上に、

「知識を使う」能力を伸ばすことに重点が置かれていること。

 

こうした流れを受けて、実際に授業でどのような取り組みが始まっているのかを取材した興味深い内容でした。

1つの取り組みとして大阪の公立小学校の授業が紹介されていました。

この学校では「考える力」を育てる授業を意識的におこなっている、ということでした。

 

 

たとえば、体育の授業。

 

走り高跳びをおこなうのに、先生が一方的に教えるのではなく、

生徒同志がタブレットで自分たちが飛んでいる姿を録画し、お手本と比べながら、何がどう違っているのかを観察し、

どうやったらうまく飛べるのかを自分たちで考えている、というのです。

 

校長先生は、こうした授業を考える体育、と呼び、

 

子どもたちが、課題に対して自らの力で解決していく場を作っている、というものでした。

 

 

 

 

■地図育でおこなうワークショップは、北欧生まれのオリエンテーリングがベース

地図育の目標もまた、「自分で考えられる子を育てる」です。

 

地図育の場合は、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングをベースにしたワークショップを随時開催しています。

 

オリエンテーリングと聞くと、日本人の多くが、レクリエーションのイメージを持たれる方が多いのですが、元々は個人でおこなう競技スポーツです。

スタートから、複数のチェックポイントを、なるべく短い時間で通過してもどってきて、その所要時間で順位を決める、というのが基本ルールです。

 

 

フィンランドをはじめ、スウェーデン、デンマークなどでは知名度が高く、人気スポーツの1つ。

そして教育大国として名高いフィンランドでは、初等教育の体育の授業の中にオリエンテーリングは組み込まれているのです。

 

 

ですので、フィンランド国民にとってオリエンテーリングは身近な存在であり、皆、オリエンテーリングの経験が必ずあるのです。

 

■オリエンテーリングを通じて育てる「自分で考える力」

 

オリエンテーリングの場合、スタート後、通過しなければならないチェックポイントの位置は事前に決められていますが、そこまでの道のりは自由。

侵入禁止エリアなどに入らなければ、どのようなルートを選択しても構いません。

とにかく「なるべく短い時間でたどり着く」ことが出来ればよいのです。

 

木々の生い茂った道なき森林の中を突っ切っていったほうが良いのか、

少し遠回りでも走りやすい整備された道を進んだほうが良いのか、

誰もが共通する正解のルートなんてものはありません。

個々人の、走力や地図から情報を読み取る能力、コンパスを使いこなす技術を踏まえ、自ら決断をするのです。

 

 

道に迷ったら迷ったで、「どこからどう間違えたのか」、

そして「いま自分はどこにいるのか」を考え、新たに目的地までのルートを考えなければいけません。

 

すなわち、「目的地に向かう」という課題に対して、

 

・地図から必要な情報を読み取り、

・どのように進んだら最短時間でたどり着けるか

 

ということを子どもたちに求めることで、「自分で考える」場づくりをおこなう。

 

これが「地図育」のおこなっている大きな活動の1つです。

 

■今後求められるの家庭内での「考える場」づくり

今回のあさイチの特集で、これまで以上に新しい教育制度に対する関心が高まってくると思われます。

と同時に、視聴者からのファックスなどから、戸惑いや不安というものが聞かれました。

 

 

番組の中では、子どもの考える力を伸ばすにはこれまで以上に家庭の役割が重要だ、ということも言われていました。

普段の生活からわが子に対して「自分で考えてみる場」を作りだすことも親の役割のようです。

 

そうしたご家庭には、ぜひ地図育の活動を知っていただきたいと思っています。

 

, , , , ,

Post navigation

折江 晃

地図育®コンサルタント(1972年生・男)。 一人でも多くの子ども達に、「自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育講座・ワークショップを主宰。 小学4年生のときに、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。 大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感。 この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育®』を開発。全国の児童に普及する活動を展開中。 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 【保有資格】 ・ワークショップデザイナー ・オリエンテーリング・インストラクタ 【連絡先】contact@mappower.jp

コメントを残す