子どもに自信を持たせたいなら、「任せる」ことを増やしてみる

先日、大学生向けにキャリアコンサルタントをしている友人と会う機会がありました。

 

彼女の言葉で印象的だったのが、

「いまの学生達は、とにかく自己肯定感が低い」

ということ。

 

自己肯定感が低い、つまりは自分に自信が持てない学生が多いというのはなぜなんでしょうか?

 

大きな要因の一つに「親のかまいすぎ」があるように思えてなりません。

 

 

「あれしてはいけません」「これならいいです」と細かく親が判断する。

 

怪我したり、失敗しないように親が先回りして準備を整えておく。

 

こんな環境に置かれたら、子どもはいつ自分で物事を判断したり、失敗することを学ぶのでしょう。

 

大きくなればなるほど、取り返しのつかない失敗になる可能性は高くなり、対処法がわからないその子に人生の主導権は握れるでしょうか。

 

そして、いつも親まかせで自分で何も判断せず、何も得ないまま成長したから、自分に自信が持てないのではないでしょうか。

 

私の主宰する「地図育」では、「親子地図歩き」を通して子どもに自己判断させる機会を作っています。

 

「親子地図歩き」のベースは、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングです。

 

目的地は決まっている。

行き方は自由。

地図を見てどう進むかを決めるのは子ども自身。

 

親は後ろからついていき、危険な箇所などあればそれを避けるように指示しますがそれ以外は黙ってついていく。

 

今まで細かく指示を出していた親からしたら、口を出したくなるでしょう。

 

でもここは我慢。

 

親にとっても「口出ししすぎない」訓練です。

 

間違ってもいい。

 

親子地図歩きで使うフィールドはせいぜい都心の大型公園程度。

 

ちょっと道に迷ったって、命に関わるような遭難につながる可能性はかなり低い。

 

だからこそ、子どもに冒険をさせられる。

 

大事なのは、道に迷ったらどう立ち直り、また次の一歩をどう踏み出すのかを子ども自身が考えて、自ら次の一歩を踏み出すこと。

 

親にとってもどこまで見守れるのか、という親力が試されます。

 

こうした経験を踏まえて、子ども達は成長していくのです。

 

まずは口出ししないで、任せてみる。

意外に子どもはきちんとやるものです。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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