地図が地頭を育てるのにちょうど良いのは、想像することが求められるから | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

地図が地頭を育てるのにちょうど良いのは、想像することが求められるから

オリエンテーリング

地図とは本当に不思議なものです。

観光地図と呼ばれるものは、絵やイラストで観光名所を教えてくれますし、

また、いわゆる地形図というものには等高線という、高さを表す線がたくさん描かれています。

どの地図でも共通しているのは、あらゆる情報が平面の中に積み込まれていること

(立体地図は例外ですが)

地図がすごいのは高さも、幅の広さもすべての情報が数センチ四方の紙の中に凝縮されている、ということなのです。

地図を使いこなすには、2次元に凝縮された情報を、頭の中で3次元に再現することが必要です。

「あの角を右に曲がってしばらくすると左手に○○という名前のビルがあって、そこを左に曲がる」

一つ一つはもの言わぬ情報が点在しているに過ぎないけれど、それをつなぎ合わせると重要な情報になる。

つまり、「一つひとつの情報をつなぎ合わせたりかけあわせることで重要な情報になる」これを導き出せる力のことを「地図を使いこなす力」と呼ぶんだと思います。

ビジネスでもありますよね。一つ一つはバラバラの情報でも、かけあわせればものすごい価値観を生むもの。

たとえばコンビニでの雑誌販売。もはや本が一番売れるのは書店ではなくコンビニなんだそうです。

あと最近は銀行のATMが置いてあったりして、もはや食べ物や飲み物を買うだけではなく、勝手はバラバラの職種の店舗だったものがコンビニ一つに集約されて、利便性が大いに高まった。皆さんが普段の生活で感じられていることだと思います。

モノに溢れたいまの世の中ですが、モノや情報の掛け合わせでまだまだ新しい価値観をつくることは出来ます。

ただ目の前に出された情報を漠然と見つめ、受け入れるのではなく、その情報を自分なりに加工し、何かとつなぐことで新しい価値をつくる能力が今の時代、そして未来ある子ども達に備えつくことが確実に求められてきています。

オリエンテーリングでもやはり求められるのは、ただ漠然と地図上の記号や地形を見ているのでは何の意味もない。目的にたどりつくには地図上の情報をどうつないて1つの自分なりのルートを作っていくか、という想像力なのです。

「与えられた情報をどう自分なりに加工して価値のあるものにするか」

こんなことも地図そしてオリエンテーリングから学ぶことが出来るのです。

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