子どもの成長のためには、地図で子どもの”情報を紡ぐ”体験させてみよう

先日、普段の仕事上の取引先にお伺いする用事がありました。

初めての訪問でしたので、同社のサイトから最寄り駅までの地図をプリントアウトして持っていったのですが、この案内地図が非常にわかりやすい。

地下鉄の何番出口を出て、左に向かい、そこに○○薬局がある。

その薬局を左に曲がって200mくらい進むとコンビニがあるので右に曲がる

 

といった具合に、要所要所で何を目標にして進んで、見つけたらどちらの方向に曲がっていったらいいかということが一目瞭然。無駄な情報が全くなく、すんなりとたどり着くことが出来ました。

 

地図というのは不思議なものです。

飾ってあればただの絵。

目的地に向かうためには必要なツール

旅行に携帯していけば、より楽しみが倍増するかもしれない。

 

地図にはたくさんの情報が詰まっています。

どんな建物があり、どんな道があり、時にどれだけ高い山か。

それが紙あるいは画面という1枚の平面にたくさんの情報が凝縮されているところが地図のすごいところなのです。

 

オリエンテーリング、という競技は、この1枚の地図に凝縮された情報から必要なものだけを選び出し、つなげることで自分なりの道筋を作って進んでいくスポーツです。

オリエンテーリングの競技大会では、レベルが高くなるほど、コントロール、と呼ばれるチェックポイントにたどり着くまでの道筋をつけるのが難しくなります。

何故ならば、コントロールは道沿いにないからです。

例えば、いくつも尾根づたいに進んでいった沢の中だったり、藪の中にある小さなコブにあったり、はっきり言ってわかりづらいところに設置してあります。

そうなると、どうやってたどり着くのか、ということになるのですが、これこそ、「いかに地図から必要な情報だけを選び、進む方向を定めるのか」という作業が必要になります。

いくら地図にたくさんの情報が詰まっているからと言って、すべての情報を活用することは出来ません。どれだけ本当に必要な情報だけを紡いで、たどり着けるのか。

これが一つの成功体験となり、出来てしまうとやみつきです。

どんどん難しいコースに出たくなります。

これがオリエンテーリングの魅力の一つです。

 

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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