ただ「考える」ことと「決めて動く」は全然違う:地図を読んで前に進むことは、自分で行くべき道を定める訓練になる | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

ただ「考える」ことと「決めて動く」は全然違う:地図を読んで前に進むことは、自分で行くべき道を定める訓練になる

オリエンテーリング

「21世紀型能力」は“21世紀を生き抜く力”として、教育界で大きく注目されています。

単に教科書の知識の積み上げでなく、そこから「考え」「実践する」ことが求められています。

 

前回のコラムでは、オリエンテーリングがチェックポイントを目指し、最終的にゴールにたどり着くまでの過程はまさに「21世紀型能力」で求められていモノに通じることをお話ししました。

 

ここで大事なのは「考えて」「実践する」という二つのプロセスです。

 

いくら地図を読めて、「あの角を曲がって、次の小さい路地を左に曲がろう」などと事前に頭の中でシミュレーションしていても実際にやってみなければ何の意味もありません。

 

果たして思い描いていた通りにすんなりとチェックポイントが見つかるのか、はたまたあるはずのものが見つからずあたふたするのか。

 

実際に山中でオリエンテーリングをしていると、小さな路地は草に隠れて見つからなかったり、疲れている時は地形上の特徴を見逃してしまう、といったことはよくあります。

けれども、こうしたミスは実際の行動に移したからこそ見えてくるもの。

 

競技オリエンテーリングの場合、「なるべく短い時間でコースを回って競い合う」というのがルールですから、間違ったらすぐに自分で修正して、タイムロスを取り返す必要があります。

いま、自分はどこにいるのか。地図とコンパスを使って、周囲の風景や方位を元に確定させます。そしてその時点からどうやって自分なりに進んだら最短時間で到達できるのかを考えます。

 

これってまさしく、仕事や生き方に関わる行動パターンそのものですよね。

 

だからオリエンテーリングは人生そのものを教えてくれるエッセンスが盛りだくさん、と言えるのです。

 

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