子どもにプログラミングを学ばせたいなら、オリエンテーリングもやってみるべき

いま、プログラミング教室って急速に注目が高まっていますよね。

 

この背景には、以下の新聞のように2020年から小学校ではプログラミング教育が必修化される、という大きな社会の流れがあります。

 

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なぜこれほどまでにプログラミング教育に注目が集まっているのでしょう。

プログラミング、といっても、小学生がいきなり難しいコンピューター言語を操ってすごく複雑なプログラムを作るということは少し考えづらい気がします。

 

では一体プログラミング教育では何を求められているのでしょうか

 

■身に付けるべきなのは、プログラムに関する知識ではなく、プログラミングを立てられる思考力

実は文部科学省かこんなことを言っています。

 

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての『プログラミング的思考』などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない

 

これからの子供たちに求められるのは、これまでにないようなまったく新しい力ということではなく、従来からも重視されてきている読解力論理的・創造的思考力問題解決能力人間性等について、加速度的に変化する社会の文脈の中での意義を改めて捉え直し、しっかりと発揮できるようにすることであると考えられる

 

※太字、下線、色付きは私によるもの

すなわち、求められているのは、論理的に物事を考えすすめ、問題を解決に導く思考力を身に付けることこそが、プログラミング教育にとって、最重要ということなのです。

 

■オリエンテーリングで求められる「地図読み力」も実はプログラミング思考と考え方はおなじ

ここで私は感じました。

実はオリエンテーリングとプログラミングは非常によく似ていると。

 

このコラムでは、オリエンテーリング、特に一人でおこなう競技オリエンテーリングの学び効果について何度も触れています。

競技オリエンテーリングには以下のような特徴があります。

①まわるべきチェックポイントは決まっている

②それぞれのチェックポイントにたどり着くまでのルート選びは自由

③どんなルートを通っても良いが、所要時間を競っているので、自分なりに最も短い時間で回ってこられるルートを選択しなければならない。

④地図から必要な情報を読み取り、目の前の風景と照合させながら前に進まなければならない。

⑤グループでなく、一人でおこなうので、常に自己判断力が求められる。

 

この、チェックポイントにたどりつくことが1つの課題だとすると、

どう進んだら最短時間でたどりつくのか、

何に気を付けながら進めば良いのか

 

必要な情報を読み取りながら目的地に達する。

もし間違えたなら、どこを間違え、いまはどこにいるのかを確認して、再度正しいルートを自分で考えて行動する。

 

こうした行動は、あらゆる問題を解決する力に直結するものですし、「プログラミング思考」にも共通するものです。

 

しかも、オリエンテーリングの場合は、自然の中で全身全霊を使い、頭と身体の両方を鍛えられる、という点で、室内にこもりきりのプログラミング教室とは違う鍛え方が出来るのです。

 

「プログラミング」という言葉に、つい踊りがちですが、果たしてプログラミングを学ぶことによって何が子どもによってプラスになるのか。

そうしたことを考えると、より選択肢が広がる気がします。

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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