通ったきた道を地図で振り返ることが子どもの”考える力”の成長につながる

自宅でテレビをつけると、NHKで将棋トーナメント戦の対局がおこなわれていました。

しばらくすると対局が終わり、戦い終えた棋士2人が将棋盤を前に内容を振り返っていました。

 

詳しい内容はわかりませんが、

「私はここをこう判断してこう打った」

「ここをこう打てば、こういう展開になっていたかもしれない」

 

そんな内容を話していたように感じました。

 

終わりっぱなしにせず、後できちんと振り返る。

 

これってすごく大事なことですよね。

 

一生懸命取り組んでいる時はわからなくても、後から振り返ることで「もっとこうすることが出来た」気付くこともある。

それが一つの知恵となり、次の時に生きるのです。

 

 

地図を使ったスポーツ、オリエンテーリングでも同じようなことがあります。

私が先日参戦したオリエンテーリングの競技大会の会場で、私の目の前ある光景がありました。

 

2人の大学生が走り終わったコースの地図を見ながら赤ペンを持ち、自分のたどってきたルートを思い出しながら記入しています。

 

そして、お互いにそのルートを見ながら

「ここはこういったことを考えながら、この道を選んだ」

「ここをこっちだと勘違いしてしまったから、道に迷った」

と言った話をしています。

 

 

地図の良いところは、

通ってきた道のりを記入することで自分の考えたことを可視化できること。

 

 

人の行動には大抵理由があり、

なぜその道を選んだのか、

なぜ誤った道に行ってしまったのか

 

こうしたことを地図上で振り返ることで、自分なりの思考の癖や、ついついやってしまう陥りがちないつものミスに気付くことが出来ます。

 

この振り返りをおこなうことで次のレースに知恵が働き、ミスが減り、さらに良いタイムにつながるのです。

これが”成長”というものです。

 

 

この行為は決して後悔、などという後ろ向きの行為ではありません。

 

自分の行動を振り返って、未来に進むために必要な材料を拾い集める、非常に前向きな行動なのです。

 

 

・地図で自分の歩いてきた道のりを線で描いて可視化する。

・なぜ、その道のりを選んだかを考える。

・そこから、重要なポイントを見出して、今後に活かそうと意識する。

 

 

地図を使っての振り返り、人の考動力を高めるために大きな効果をもたらしてくれる非常に意味ある行為なのです。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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