我が子の問題解決能力を伸ばしたい親に知っておいてほしいこと

最近、海外の面白い文献を見つけました。

それは、

「Research on problem solving skills of orienteering athletes in terms of some variables」

https://www.shs-conferences.org/articles/shsconf/pdf/2016/08/shsconf_erp2016_01008.pdf#search=%27Research+on+problem+solving+skills+of+orienteering+athletes+in+terms+of+some+variables%27

 

 

というタイトルで2016年にトルコの大学から発表された研究論文のようです。

和訳すると、

「オリエンテーリング選手の問題解決能力に関する研究」

といったところでしょうか。

 

この文章を私の拙い英語で何とか読んでみると、以下のようなことがわかりました。

男女計200名のオリエンテーリング選手に対して問題解決能力を測るテストをおこなったところ、

 

・オリエンテーリング選手は問題解決能力が高く、

・オリエンテーリングの経験が多いほど、その能力が高い

 

そしてこの論文ではその理由についてこのように書かれていました。

論文抜粋

(和訳)元々のオリエンテーリングの性質により、(オリエンテーリング)競技者は、自分が知らない(土地や場所などの)状況においても自分にとって最適な解決策を見つけるのが上手であった。解決策を見つける時には、彼ら独自の能力や身体的特性や、解決能力は効果的であった

 

私のつたない英語能力での翻訳なのでわかりづらかったらごめんなさい。

 

それでもわかるのは、

オリエンテーリングをおこなっていると、その競技の特性から、競技者は自然と問題解決能力を高められる

 

ということなのです。

 

私はこの論文を読んだ時に、やっぱり、と思いました。

 

 

これまで、私の経験則の中から、オリエンテーリングや地図読みは、思考力・判断力を鍛え、問題解決能力の向上につながるとこのコラムで繰り返し述べてきましたが、

 

ここにきて、

 

学術的にオリエンテーリングの教育効果が証明された

 

ということがとても大きいことです。

 

 

日本では、いかにこれから個人が高い問題解決能力を持てるかが問われてきます。

 

これまでの常識が通じない新しい社会。

 

たった一つの正解ではなく、違う価値観を持った国や地域の人々と共に、多くが納得する「納得解」を作って、それを元に共同でコミュニティを形成していく時代。

 

元リクルートの、藤原和博さんはこうした社会を「成熟社会」と呼んでいます。

 

これから今の子ども達が迎える時代を前に、オリエンテーリングや地図読みを経験することで「問題解決能力」を高めていくことはきっとこれから必要になってくることでしょう。

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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