子どもの自分で考えて動く力を伸ばすには、全国のオリエンテーリングコースを使うのも一つの手

このコラムでは、再三「身体」と「知力」の両方を駆使し北欧生まれのスポーツ、オリエンテーリングの持つ魅力を通して、子ども達の成長に役立つ「自分で考えて行動する力」(考動力)を伸ばすことを推奨しています。

 

では、実際にオリエンテーリングを経験するにはどうしたら良いのでしょうか。

 

選択肢としては3つ考えられます。

 

①学校行事・イベントなどの一環で参加する

現在多くの方がオリエンテーリング、と聞いて真っ先に思い浮かべるのがこのパターンではないでしょうか。

「ああ、小学校の時の林間学校でやった」といった方は大勢いらっしゃいます。

ただ、終わってしまったらもう体験することはありません。

年に1回のイベントだとしても、一度体験したらまた翌年まで待たなければいけません。

 

②各地で開かれているオリエンテーリング大会に参加する

これは少し上級者向けです。

日本の数多くの大学にはオリエンテーリングクラブがあり、いくつかの歴史あるクラブは毎年競技オリエンテーリングの大会を開催しています。

例えば、東大、京大、大阪大、千葉大、慶応大、早稲田大など。

また、こうした大学などでオリエンテーリングを経験した方々が中心となって組織された一般向けのオリエンテーリングクラブも各地にあり、そうした団体が主催する大会もやはり毎月各地で開催されています。

そうした情報はorienteering.com というサイトに掲載されており、私もこちらのサイトから参加したい大会を選びエントリーしています。

 

ただ、先ほども書きましたが、こうした大会は少し上級者向けです。

 

ここでいうオリエンテーリングは、「個人で走って、所要時間を競う」競技スタイル。

学校行事などで経験する「グループで歩きながら」おこなうスタイルとはまるで違います。

 

ですので、走った後は自分の順位が出て、上位にいければ表彰もされます。

 

↓神戸大学のオリエンテーリングクラブの紹介動画がありましたのでご紹介します。

 

③全国にある常設コースを利用する

 

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公益社団法人日本オリエンテーリング協会が公認したオリエンテーリングコースが全国に約190件ほどあり、いつでも利用することが出来、協会のサイトにいくと、そのリストを公開しています。

 

日本全国のオリエンテーリング常設コースリスト → http://www.orienteering.or.jp/pc/

 

どんなところにあるのか、と見てみると大型公園内だったり、丘陵地帯だったり様々なところにあり、

東京近辺だと、高尾山の遠足コースの中に設置されていたり、神奈川県の「こどもの国」、埼玉県の「国営武蔵丘陵森林公園」など大型公園の中に設置されています。

地図はコース近くの売店やホテル、公園の管理事務所で買い求めたり、最近ではコンビニの多機能コピー機から「ネットプリント」として出力購入することが出来るものもあり、非常に便利です。

 

距離設定は長いもので全長10キロになっていたりことがありますが、どのようにまわるのかは本人次第。

全部まわってもよし、途中で切り上げる設定にしてもよし。

色々とカスタマイズできるのが常設コースの魅力です。

 

 

私も実際に埼玉県の森林公園に行って、少しだけおこなったことがあるのですが、森林公園は東京ドーム65個分の広さだそうで、とにかく広い。

 

その中にオリエンテーリング用のチェックポイントが数多く設置されており、まわる順番・まわる距離などを自由自在に自分で調節できるのでとても良いコースだと思いました。

 

何より、公園の中ですので安全です。

 

実際に、埼玉県オリエンテーリング協会の主催で、年に数回森林公園でオリエンテーリング体験会が開催されているようです。

http://www.shinrinkoen.jp/event/20160609221329.html

 

 

 

このように一言でオリエンテーリングといっても様々な形態があります。

そして意外に普段の生活の身近で体験できます。

 

最初はまず、このお近くの常設コースから始めてみてはどうでしょうか?

そこで、お子さんと一緒に、目的地に向かってこれから進む道を自分でプランニングする経験をしてみる。

そして少し慣れてきたら、大会に出てみて、他人との競争を楽しむのもありです。

 

私の唱える地図育のベースになっているのがオリエンテーリング。

 

是非多くの人に身近に感じてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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