地図のスポーツ、オリエンテーリングを経験することで、判断力・集中力・忍耐力が成長させられる

オリエンテーリングの競技大会に参加してきました。

 

そもそもオリエンテーリングの競技大会って何?って方もいらっしゃると思いますので、その特徴をまずは整理します。

 

・グループ同士ではなく、個人同士での戦い。

・なるべく短い時間でチェックポイントを順番にまわり、その所要時間で順位を決める。

・持ち物は運営側から提供される地図と自前のコンパスのみ。

・参加する個人の年齢や性別、競技者のオリエンテーリングスキルによって参加できるクラスが分かれており、各クラスの中で順位を争う。

 

どうでしょう?オリエンテーリングを「ハイキングの延長」と思われている方は少し驚かれたのではないでしょうか?

 

日本よりずっと盛んな海外のオリエンテーリング動画を見ると、その特徴が良く伝わってきます。

IOF(国際オリエンテーリング連盟)が作成した動画をご紹介します。

 

 

真剣なまなざしで男性も女性もひた走る様子がおわかりになったでしょうか?

 

この動画でオリエンテーリングならではの特徴を映し出している箇所が、0:47あたりからはじまります。

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ここではGPSで3人のランナーの行程を追っているのですが、

 

同じスタート地点、同じ目的地なのに、通っているルートは3人とも違う!

 

というところに注目してください。

 

マラソンやクロスカントリーの場合、走るルートは全員同じで事前に決められています。

いかに同じコースを早く走るかで優劣が決まります。

 

 

オリエンテーリングの場合は、まわるべきチェックポイントは同じですが、

走るルートはプレイヤー個人の判断に委ねられるため、個人差がつきます。

 

だから、どういうルートを選ぶか、という戦略性がモノをいうので、必ずしも足が一番速い人が勝つとは限らないところがオリエンテーリングの面白さなのです。

 

そのためには

・地図を見て情報を読み取る能力

・冷静に状況を判断する能力

・地図を見ながら1人で走り続ける忍耐力集中力

 

が必要になってきます。

 

これって、社会人になって生きていくためにはどれも必要な能力ですよね?

どうやって進んでいくか、どうやれば勝てるか

 

こんなことを考えながら身体を動かすからオリエンテーリングは楽しいのです。

そしてこうしたことを考えることが普通になってきて、「思考の癖」として定着するのです。

 

オリエンテーリングの世界には、学生の時にはじめて30年、40年続けていらっしゃる方が大勢います。

 

こうした点が長年愛される魅力なのかもしれませんね。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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