オリエンテーリングは小さな成功体験をいくつも得られる、貴重な子どもの成長の機会 | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

オリエンテーリングは小さな成功体験をいくつも得られる、貴重な子どもの成長の機会

オリエンテーリング

今日の日中は気持ちのよい秋晴れの日でした。

絶好の行楽日和で、うちの娘は通学する小学校のPTA主催の恒例行事として開催されるオリエンテーリング大会に参加してきたようです。

私が経験してきたような競技オリエンテーリングではなく、いわゆる日本では一般的なレクリエーション的なオリエンテーリング。グループでわいわいハイキング気分で楽しんできたようです。

私は同行しなかったのですが、都内近郊の大型公園で地図を持って、計6キロのコースを歩いて、結構疲れたそうです。それはそうですよね。

こうしたハイキングイメージが日本では根付いてしまっている現状に関しては、競技経験者としては正直寂しい気持ちもありますが、1人の親としては、子どもが喜んでいるならそれはそれで良いんではないかと思ってしまいます。

オリエンテーリングがこうまでレクリエーションとして知名度があがったことの理由は、やはり教育効果として意味があるからなんだと勝手に思います。

オリエンテーリングが、マラソンやクロスカントリー、最近ではトレイルランといった他の走る競技と同じ点、違う点は以下のようになります。

<同じ点>

・なるべく早く走って帰ってくるタイムトライアル競技である

 

<違う点>

・マラソンなどは、走る道があらかじめ決まっていて全員が同じコースを走る

・オリエンテーリングは、全員が通過すべきチェックポイントの場所は決まっているが、そこに行きつくまでのルートは本人の選択次第。全員が同じような道筋で行く可能性はほとんどない

 

つまり、オリエンテーリングの場合、どの道でいくのかは完全に本人たちに委ねられていて自由なのです。

どのように地図から目的地に到達するまでの情報を選択し、紡いで一つの道をしていくか。これこそまさしく「自分で考え、行動する」ことであり、、その結果目当てのチェックポイントにたどり着くことは、「小さな成功体験」となる訳です。

いまの子ども達は「自分で考え、行動する」機会が以前と比べるとだいぶ減ってきているのではないでしょうか?なぜならば、デジタル化が進んでいるから。

デジタル化の怖いところは「便利さ」の裏腹に「人が考える機会をどんどん奪っている」ということです。

そして考えて行動し、何かをつかみとる経験をしないと、人はどんどん気弱になりメンタル的にもつらくなってしまいます。

だからこそオリエンテーリングのような、「小さな成功体験」を得られる機会、というのは極めて大事だと思うのです。

もっともっと多くの人にこうした体験をしてもらいたいものです。

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