■あなたはオリエンテーリングを知っていますか?
つい先日、2020年の東京オリンピックで追加される種目が検討され、野球やソフトボールなどに絞られた、ニュースがありました。
今回落選してしまった中に、オリエンテーリング、という種目が含まれていたことはご存知でしょうか?
私はこのオリエンテーリング、というスポーツにいま再び取り憑かれています。
オリエンテーリング?
スポーツ?
こう思われる方は多いでしょうね。
日本でオリエンテーリング、というとこんな感じではないでしょうか?
・研修や学校イベントでレクリエーションとしておこなった。
・3〜4人のグループで、地図とコンパスを持って、ワイワイやりながら歩いて進んだ。
・コースは道なりで特に迷うことなく、難なく終わった。
■競技オリエンテーリングの魅力
私が携わっていたオリエンテーリングはこうしたレクリエーションとしてのオリエンテーリングとは少し違う「競技オリエンテーリング」でした。
競技オリエンテーリングがレクリエーションでやるオリエンテーリングと大きく違う点は、
・1人でやる
・走って所要時間を競うタイムトライアル競技である。
・チェックポイントが道沿いにあるなんてまれ。大抵は、道から外れたところに設置されており、たどり着くには正確に地図を読むことが求められる。
・競技大会があり、そこでは明確に順位がつけられる。
このオリエンテーリング、日本ではマイナーかも知れませんが、ノルウェーやフィンランド、スウェーデンなどの北欧ではメジャー競技。
世界で見れば、ワールドカップも開催されているワールドワイドな競技スポーツなのです。
↓論より証拠。国際オリエンテーリング連盟(IOF)が制作した紹介ビデオをご覧ください。
この1人で道無きところに、
地図とコンパスを使って、早く目的地に着かなければいけないのがポイント。
求められるのは、地図から必要な情報を選びとる力と判断力。そして、走り切る体力。
まさしく頭と身体をフル稼働させなければ勝てない厳しいスポーツなのです。
私はこの競技オリエンテーリングを5年間、グループオリエンテーリングも含めれば計8年間経験しました。
このオリエンテーリングの経験を、これを子ども達の健やかな成長のために生かして還元したい。これを1人の親としての私の想いです。
では、このオリエンテーリングの経験がどう子ども達の成長に生きるのかは、次回お話ししますね。