ピアノから学べることと、オリエンテーリングから学べることはほぼ同じ | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

ピアノから学べることと、オリエンテーリングから学べることはほぼ同じ

オリエンテーリング

前回の続きです。東大家庭教師友の会・著「頭のいい子が育つ習い事」を読んだ後の、習い事に関する話です。

 

東大生が経験した習い事として2番目に多かったのが「ピアノ」です。

実はこのピアノ、日本生命が一般的におこなった習い事調査ではベスト5に入ってません。

割合的にもピアノの経験者が一般的に26%に対し、アンケート回答した東大生では56%。

比率で言うと2倍以上、東大生の方がピアノを習い事として通っていたということです。

 

ここではき違えていけないのは「ピアノに通ったから東大に行けた」という単純な式ではない、ということ。

ただ、この本で東大生にアンケートで聞いた内容からは、単に東大に合格できた、という以上に、人間的として成長できる要素がピアノにはありそうだ、ということです。

 

■「ピアノと勉強は似ている」

前回のコラムでは、水泳のやり抜く力、苦しくても続けることで小さな成功を積み重ねる効果について触れました。実はこれは習い事全般に共通することなのだと思います。

子どもにとって、自宅や小学校、幼稚園などで日常の生活とは違う非日常体験を、多くの場合、自宅からは離れておこなうわけですから、そこはやりつづける力がなければ何も続きません。

ピアノに関しては、さらに以下のような力がついた、という声が東大生からは聞かれます。

・曲全体を見て、流れを意識しながらそれぞれのパートの役割を把握する「全体を理解する力」

・曲全体を理解し、苦手なところはどこか、それはなぜなのかと物事を冷静に分析する「思考力」

・思考して分析したあとに苦手を克服できるように戦略的に動く「計画力」

・反復練習して、暗譜できるようになるまでの「記憶力」

 

つまり、「やりぬく力」という土台を元に、さらに半歩、思考を深める癖、つまり「思考の癖」が付いた、ということのようです。

 

なるほど、と思います。

これらの”力”はビジネスマンにとっても重要な力。こうした経験を習い事を通して得られる、という意味ではピアノの効果は大きいのかもしれません。

ただ、どの習い事が良いか、といった優劣をつけることは出来ませんし、優劣をつけることに何の意味もありません。

一番大事なのは子どもが様々な経験の中で新しい知識や技術を得ることで楽しさを味わい、さに成功体験を積み重ねられることなのだと思います。

小さくても成功体験があれば子ども達は自分に自信を持ち、さまざまなことに前向きに取り組めるのではないかと思います。

 

■実はピアノとオリエンテーリング、似ているかも

ただ、室内だけでこうした能力が身に付けられるとは私は思いません。

父親の本分としては子ども達と積極的に外で遊ぶことも極めて大事。

 

こうした「全体を理解する力」「分析力」「計画力」はオリエンテーリングで問われるものと同じと感じました。

外でもこうした「思考の癖」を学べる手段としてオリエンテーリングは最適な手段の1つなのだと思います。

 

地図とコンパスを使って、子ども達の「考える力」を伸ばす、という手段も十分に意味がありそうです。

 

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