ポケモンGO大人気から感じる、子どもの成長に必要な「自分で探し当てる」ことの楽しさと重要性

ポケモンGOをご存じでしょうか?任天堂が、仮想現実(VR)でゲームを制作する会社と組んで新たに開発したスマホ用ゲーム。7月7日にアメリカで配信されると、何と1週間で6500万人が利用したそうです。

6500万人というと、日本の人口の約半分、3億2千万人のアメリカの人口の20%に当たります。すごい数です。

この記録的大ヒットの影響で、任天堂の株は急騰しました。日本国内での配信も近々と言われており、国内でも大ヒットになること間違いなしです。

ご存じでない方のために商品サイトから説明を抜粋すると、

『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲームです。

 
このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーは実際に家の外に出てポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しむことができます。

どんなゲームなのか、というのをファミ通APPというサイトから抜粋すると、

『Pokémon GO』三行でまとめるとこんなゲーム!
1:現実世界に現れるポケモンを捕まえてポケモン図鑑の完成を目指す
2:集めたポケモンでほかのユーザーとバトルする
3:チームに分かれて各地に存在する“ジム”をバトルで取り合う

なんだそうです。

実際に動画を探してみました。

なるほど、スマホの位置情報を元に、街中に表れてくるポケモンを捕まえる、というのが面白いところなんですね。ポケモンが隠れているところは、観光名所や人が多く集まるスポットなどもあり、ポケモン目当てに人はスマホを手に動く、ということなんですね。まさに「宝探し」ゲーム。

フト気づきました。

 

この感覚、もしかしたらオリエンテーリングと共通点がかなりあるのではないかと。

実際、Twitterを見てみると、ポケモンGOとオリエンテーリングの共通点について語る人が多いことも気付きました、

 

ポケモンGOってほとんどオリエンテーリングだよな

 

ポケモンGOは、市街地のオリエンテーリングみたいなものかしら。 日本ならコンビニと提携したら楽しいかもー

 

 

ポケモンGOてのは、そこに行くと何かがゲットできるという、つまるところオリエンテーリングか。

 

そうなんです。地図とスマホの位置情報、という大きな違いはありますが、

「何かを探りあてることを楽しむ」ということでは、オリエンテーリングとポケモンGOは共通点が多いんです。

ポケモンGOはポケモンを探すのが目的ですが、

オリエンテーリングの場合は、地図とコンパスだけでコントロールと呼ばれるチェックポイントを探し当てることが目的。

私も毎回オリエンテーリングをしていて、自分で考えた通りの場所でコントロールを見つけられた時の快感はたまりません。

自分で探り当てることが出来た、という快感につながります。

ここで感じるのは、やはり「自分で何かを探り当てる」という行為は、誰もが好きに違いないということ。

そして、私が感じたように「自分でできた」という達成感と自信にもつながる、ということ。

これがオリエンテーリングの楽しさでもあります。

そしてそれは、「思考力」を問われる21世紀型能力にも共通するものがあります。

 

ポケモンGOはしばらく世の中を席巻しそうですが、ここにきてオリエンテーリングの楽しさを思い出す方が増えることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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