『子どもの頭を良くする勉強法』伊藤塾塾長伊藤真弁護士インタビュー記事から考える子どもの育て方 | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

『子どもの頭を良くする勉強法』伊藤塾塾長伊藤真弁護士インタビュー記事から考える子どもの育て方

ブックレビュー

■弁護士の考える、生きていくうえでの「幸せ」とは

ひとつのネット記事に遭遇しました。

個人塾で司法試験の受験指導を長年続けてきた弁護士の伊藤真さんという方が、”『子どもの頭を良くする勉強法』14歳までに教えるべき「生きる術」”という書籍を出されたということで、インタビューを受けられていました。この内容が共感できるものでしたのでご紹介します。

ご存じの通り、司法試験は数多く試験の中でも最難関。タイトルだけ見ると、知識を得るための効率的な学習法を教えてくれるのかな、と思ってしまいますが、どうもそうではないようです。

伊藤さんは「試験に合格したからといって幸せになる訳でないし、逆に試験に不合格になったから不幸になるということでもない」と言い切っています。

昔から日本では、「学校の成績という価値基準が余りにも大きすぎて、そのモノサシにばかりに振り回されている」「成績さえ良ければ成功するという間違った刷り込み」がある、とした上で、「いろいろな幸せの基準があっていいのではないか」、「結局は幸せに生きるためには何を学ぶのか」ということを説いています。

そして法に携わる人らしく、「生きてゆく過程、生きるプロセスに大切な価値があるというのが、憲法の基本的な考え方」とし、「自分なりの価値観や視点をもって、自分の足でしっかりと生きてゆくことができれば、生きてゆく過程そのものが幸せにつながってゆく」としています。

それを「地頭のよさ」とし、これが見つけばどんな変化や多様性にもうまく対処していける力、というのがとても重要、されています。

そのために「勉強に限らず、周りをちゃんと見る力だとか、人との関係性だとか、相手の立場を想像したり、共感したりする」力を親子で一緒に養っていきましょう、というのが伊藤さんのおっしゃりたいことのようです。

 

■知識を知恵にし、行動する力を養いたい

極めて同感です。日本では偏差値教育が主流を占め、どれだけ学校の成績で良い点数を取れるのかが人物評価に直結する時代が続いていました。

その一つの基準として学歴がある訳ですが、社会に出て働き出すと、決して学歴が、仕事の能力やその人の魅力のすべてを表わしている訳ではないことがよくわかります。

人に言われた情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の目で捉え、考え、咀嚼し、考えを出す。決して知識をたくさん得ることを重視した学習だけでは足りないものです。こうした知識から知恵に変えて行動に移す教育が本当に求められている気がします。

この本、早速購入することにしました。

→今回ご紹介したインタビュー記事はこちら

 

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