おすすめブックレビュー:「自分で考える力」が育つ親子の対話術 | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

おすすめブックレビュー:「自分で考える力」が育つ親子の対話術

ブックレビュー

地図の力で、
あなたのお子さんの「自己肯定感」を育てます。
『地図育®コンサルタント』の林 大岳です。

今回から、私がこれまで読んできた本の中から、
私自身にとってプラスになった良書を
少しずつ紹介していきます。

今回ご紹介するのは、

狩野みきさん著
「自分で考える力」が育つ親子の対話術

です。


著書の狩野みきさんは、
慶應義塾大学、聖心女子大学、
ビジネス・ブレークスルー大学の講師。

子ども達の考える力・伝える力を伸ばすことを
目的とした団体、
THINK-AIDを主宰されています。

まさに、
子どもの考える力を
育てる専門家です。

この本の中で、
私が注目した3つのポイントを
ご紹介します。

①3つの「考える力の基本」を大事にしよう

狩野さんはこの本の中でこう述べています。
・「考える」とは自分の頭の中で
  自分なりの答えを出す、ということ

・大事なのは
 「自分で納得のいく答えを出す」
 ということ。

・「考える力」があれば
 できなかったことが
 できるようになる

考える力があれば、
問題解決ができるし、
そういう自分に自信が
持てるようになる。


自分はどう思うのか、と
常に考えて、
自分と向き合っていると、
自分のことを理解できるようになります。

自分のことを理解すれば、
自分のことを好きになる。

自分のことを本当に
好きになるために、
自分のことを知る。

だから「考える力」が
必要。

こうした狩野さんの
言葉は強く響きます。

そして、きちんと「考える」ためには
3つの必要なプロセスがあります。

①きちんと理解する

②理由を考える

③「他の考え方も
  できるかな?」と
 色々な考えに
 思いをめぐらす



特に私が共感したのは
「②「理由」を考える」
ことです。


狩野さんは、
「理由」をつけて話す、
ことの重要性について
次のように触れています。

「理由」は、考える力の要です。

理由は、
①自信の素であり、

②1人ひとりの個性の
 現れであり、

③「本気かどうか」を
 図ってくれる

のです。

地図上で
自分がいま立っている場所を
特定するときにも
「理由」が必要です。

そして、
なるべく短い時間で
目的地にたどり着く
ルートを選ぶときにも
「理由」が必要です。

地図を通して
「理由」をつけて
話す、

こうした訓練の
積み重ねが
子どもの成長につながるのです。


②親の役割は子どもと一緒に「考える仲間」になること

狩野さんは、この本の中で、

子どもに
「もっと考えたい」と
思わせるためには、

考える場を
「楽しさと喜びを感じる場」に
する必要がある、

という風に書いています。
そして、
そのための原則が2つあり、

①親が、
 子どもの「考えるための仲間」
 になること

②親自身が、
 「子どもと考えると楽しいし、
  喜びを感じる」と
 心から思う事

つまりは、上目線でモノを
言うのではなく、
同じ目線で一緒に考える
ということ。

こう言われると、
少し気が楽に
なりませんか?

世の中には、
親だって答えをもっていない
問題が溢れています。

親は完全無欠ではない。

だから一緒に考える。

それでいいんだ、

私が持った感想です。


③まず「受け止めて」から「問いかける」

狩野さんは、
子どもがどんな考えを述べようとも、
まずは「受け止める」
ことの重要性についても触れています。」

世の中に
「間違った意見」などありません。
「間違った考え」もありません。

どんなに反感を覚える
意見や考えであっても、
どんなに親の思惑と違っても、
子どもの意見や考えを
「ナシ」にすることはできないのです。


親の事情で自分の考えが否定されたのでは、
子どもは考えるということに対して
臆病になりかねませんし、・・・・

「この問いには、この答えしかあり得ない」
という風に「唯一絶対の正解」を持たないよう、
日頃から心掛けることも大事です。



頭から否定することは、
せっかくの
子どもの思考の柔軟性を
無くす行為ということです。

人の意見は違っていて当たり前。
親子でも違っていて当たり前。

まずはその違いをしっかりと
受け止めて、

そこから「問いかけ」を始めることで、
子どもの「考え」の幹を太くしていくのです。

まとめ

「考える」ことは
 生きていくための重要な武器になります。

「何を思うのか?」
「なぜそう思うのか?」
「ほかの考えはないのか?」

親のあなたが
質問して聞いてあげることで
子どもの意見は育っていきます。

自分の「考え」を
しっかり述べることで、

多くの仲間を増やし、
困難に立ち向かっていく。

その先には
豊かな人生が広がって
いるに違いありません。

明日から、
子どもへの
「聞き上手」になってみませんか?

 

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