サンドウィッチマン富澤に学ぶWithコロナ時代に小学生が絶対身につけるべき思考術 | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

サンドウィッチマン富澤に学ぶWithコロナ時代に小学生が絶対身につけるべき思考術

モノの見方・考え方

地図を使って、あなたのお子さんの「問題を解決する力」を伸ばします。
『地図育®コンサルタント』の林 大岳です。

あなたは自分のお子さんに「自分の頭で考えられる」子になってほしいですか?
それとも「その必要はない」と思っていますか?

おそらく多くの方が、「自分の頭で考えられる子になって欲しい、と思うはずです。

では、「自分の頭で考えられる」ってどういうことでしょう?

壊れたリモコンは見ているだけでいいのか?

ここで動画を紹介します。
私の大好きなサンドウィッチマンの「カラオケ店」というコントです
※10:14からはじまります

【公式】サンドウィッチマン コント【カラオケ】

カラオケ店に客として入った伊達さんが、機械の調子がおかしいと、店員の富澤さんを呼んで「ちょっと見てくれ」と言いますが、富澤さんは本当に見ているだけ。ちっとも直そうとしません。

しびれを切らした伊達さんが「絵画展か!」というツッコミをいれるくだり。
「本当に見ているだけかよ」とおもわず笑ってしまいます。

でもやっぱり本当にこんな店員がいたらダメです。
お客さんの状況を見て、何に困っているのかをすぐに判断し、
対処しなければ「なんで気が利かないんだ!」と
普通に怒ってしまいそうです。

いわば富澤さんは「自分の頭で考えられていない」店員さんをこのとき演じて、笑いを作っていたんですね。

日常生活にあり触れる「見ているだけ」状態

でもこんな風に目の前の状況を見て、「自分の頭で考えられない」人は世の中にとても多いです。

例えばこんな話を頭の中で想像してみてください。

あなたは、夕飯の準備をするために夕方、近所のスーパーに出かけました。
自宅にはあなたの小学4年生のAちゃんが1人、留守番しています。

スーバーに行くと、Aちゃんの同級生、Bちゃんのお母さんに出会いました。
Bちゃんもやはりお留守番をしている、ということで、2人のお母さんは仲良く店内で会話をしながら、買い物をし、一緒にレジでお金を払いました。

2人のお母さんがスーパーで買い物を済ませてお店に出ると、それまで快晴だった天気が急変していました。

灰色の厚い雲が空一面を覆い、さっきまで明るく輝いていた太陽の姿はもう見えません。

「もしかしたら雨が降るかも」

そんな予感が頭をよぎります。

しばらくして本格的に雨が降ってきました。

そのとき、あなたはフト思い出します。
ベランダに家族全員の洗濯物を干しっぱなしだったことを。
その中にはあなたのお気に入りの白いブラウスも含まれています。

話を聞くと、Bちゃんのお宅でも同じように洗濯物を干しっぱなしにして出てきてしまったようです。

あなたは慌てて、わが子のAちゃんに電話をします。
「雨が降りそうだから、洗濯物を取り込んでおいて!」

ところがAちゃんの答えは 「もう済んでるよ」

Aちゃんは、雲が出て、日差しが急に無くなった頃から雨が降りそうな気配を感じ、
自ら動いて洗濯物を取り込んだのです。
あなたは一安心します。

一方のBちゃん。

同じようにお母さんが電話をしたところ、雨が降り始めたことは見ていたものの、
本当にただ見ていただけ。洗濯物を取り込むことはしていませんでした。

「なんで取り込んでおいてくれないのよ!」

お母さんは叫びにも近い声を電話口で挙げています。

でももう後の祭り。
おそらくBちゃんのお母さんは、濡れた洗濯物はもう一度洗い直さなければいけないでしょう。

さて、天気が変わりそうな状況を見て、事前に行動してトラブルを回避できたAちゃんと、
雨が降り始めたのを黙って見ているだけで、洗濯物をびしょびしょにしてしまったBちゃん、

あなただったら、わが子をどちらのタイプに育てたいですか?

もちろんAちゃんですよね。

この「急に雲が広がってきた」という事実を『観察』して、
「まもなく雨が降りそうだ」という『解釈』をし、
「雨が降る前に洗濯物を取り込む」という具体的な『アクション』が出来たAちゃんこそが
まさに「自分の頭で考えられる」子どもなのです。

わが子に身につけたい、コンサル流「雲・雨・傘」の考え方

ここで一冊の本をご紹介したいと思います。
起業コンサルタントの大石哲之さんが書いた『コンサル一年目が学ぶこと』

こちらの本では、プロの企業コンサルから見た、
業界・職種を問わず広く活躍できるための「普遍的な仕事力」を解説し、
具体的な能力の高め方に触れています。

その中で紹介されているのが、「雲・雨・傘」という考え方です。

・空を見て、「雲が出てきた」状況を見れば、
・「もしかしたら、雨が降るかもしれない」と予想し、
・外出するときに傘を持っていく。


これが「雲・雨・傘」の論理です。




先程のAちゃんとBちゃんの話もこの「雲・雨・傘」の考え方をヒントにしています。

この「雲・雨・傘」の論理は、コンサルタントになった人だったら誰でも知っていなければいけないと言われる論理的思考法です。

①「事実」を客観的に観察し、『状況認識』をおこなう
②『状況認識』をもとに、自分なりの『解釈』を導き出す。
③『解釈』をもとに、具体的な『行動』を決める

見ているだけではダメ、
思っているだけでもダメ、

「自分だったら、どうするか?」ということを常に問い続けて、その答えを「具体的な『行動』」へと置き換えることが出来る。

それが「自分の頭でかんがえる」ということなのです。

先程のサンドウィッチマンのコントの例で言うと、
富澤さん演じるカラオケ店の店員は「状況認識」までは出来ていたものの、
その後の「解釈」が不十分だったためにトンチンカンな対応になってしまい、
笑いになっているのです。

地図を持って歩くことで、「雲・雨・傘」は自然と身に付く

地図を持って歩くということはこの「雲・雨・傘」の連続です。

1つ例にとって考えてみましょう
これは、茨城県の筑波山までの登山道を描いた地図です。

スタート地点の「筑波山神社入口」から「女体山」山頂まで、
あなただったらどのルートを選ぶでしょうか?

そして山頂にたどり着くために、どんな準備が必要でしょうか?

たとえば、どんな靴を履いて、どんな服を着て山頂を目指しますか?

とにかく楽に早く登りたい!という人は、ケーブルカーを使うでしょう。
それであれば、サンダルとTシャツ、飲み物は500mlのペットボトル1本もあれば十分でしょう。

いやいや山登りの醍醐味はきちんと一歩ずつ自分の足で歩くことだ、
と思う方はケーブルカーは使わないでしょう。

そうなると、往復で所要2~3時間は覚悟しないといけませんから、
きちんと登山靴を準備して、飲み物も水筒を用意して十分に用意。
途中で食べるお弁当なんかも必要かもしれません。

このように地図を見て、

・得られる情報を「観察」し、「状況観察」をおこない、
・そこから自分なりの「解釈」をおこない、
・実際に行動に移す


と行為は、先ほどお伝えした、

「雲・雨・傘」の考え方そのもの

ということにお気づきのでしょうか?

まとめ わが子に地図を持たせて歩いてみることが成長につながる

いかがだったでしょうか?

「自分で頭で考えられる」人とは、
・状況を「観察」して「状況判断」をして、
・自分で「解釈」して
・「行動」できる

人のことを言います。

特にこれからの時代、いかに「自分の頭で考えられるか」がとても問われてきます。
新型コロナがもたらした世界は、これまで常識や考え方が覆り、一変しようとしています。

常に「自分だったらどうするか?」を考え、それを乗り越えていける人間が、この難局を乗り越え、豊かな人生を送れるに違いありません。

もしあなたのお子さんが、
・言われたことしかやらない
・自分で工夫して考えることをやらない

そんなことにお悩みでしたら、是非地図を持って一緒に歩いてみる、ということに
挑戦してみてください。

きっと成長が見られるはずです。




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