「体験」は「経験」に変えなければもったいない | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

「体験」は「経験」に変えなければもったいない

モノの見方・考え方

地図を使って、
あなたのお子さんの
「問題を解決する力」を
伸ばします。

『地図育®コンサルタント』の
林 大岳です。

5月に入り、気温がグングン
上昇してきました。

実は、
あと2か月ちょっとしたら、
もう夏休みなんですよね。

そうなると、
そろそろ、子ども向けの
「夏休み○○体験教室」なんて
イベント情報がチラホラ
出てくるころです。

ここであなたに質問です。

『体験』と似たような言葉で
『経験』があります。

『体験』と『経験』の
の言葉の違い、
理解していますか?

辞書で調べてみると
こうなります。

体験:

自分で実際に経験すること。

また、その経験。

出典:デジタル大辞泉

経験:

実際に見たり、聞いたり、

行ったりすること。

また、それによって

得られた知識や技能

出典:デジタル大辞泉

この2つの言葉は
・「実際に見たり、聞いたり、
  おこなったり」

という点では同じですが、

・『経験』には
 それによって得られた
 『知識』や『技能』が
 追加されている

ことがわかります。


つまり、
「楽しかったね!」で終わる
『体験』と、

「楽しかった」だけでなく、
そこで感じたこと、
気づいたことを
次にどう生かすか考えて
自分のものにしようと
する『経験』。

ここに大きな違いがあります。

たとえば、
あなたがお料理体験教室で、
初めて
「シフォンケーキのつくり方」
を習いにいったとします。

先生は懇切丁寧に教えてくれて、
2時間の体験教室はあっという間に終わりました。

着替えを終えて外に出たとき、
たぶんあなたは
「楽しかった」
という気分でしょう。

同時に

「もっと手際よくやればよかった」
「次は生クリームの泡立てるときにこうしてみよう」

こんな風に思うかもしれません?

このように、
単に「楽しかった」「よかった」
という一時の感情だけに終わらずに、

「次にどう生かそう」と
考えて自らの「知識」とする
ことが『経験』であり、

『経験』が蓄積されることが
「生きる力」になるのです。

私が読んだ本には、
次のように書いてありました。

「『経験』とは、
『体験』から得られたことに
 意味付けをおこない、
 次に行動する知識の形にして
 蓄積すること」


とありました。

『体験』したことに、
何の意味付けもできなければ
それは単なる「時間の経過」
になってしまうのです。

わが子にとって、ためになるのは
どちらだと思いますか?

そう『経験』ですよね。

『体験』を『体験』だけでは
終わらせない方法があります。

それはまた次回、お話します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました