【親子地図育®ワークショップ活動報告(後編)②】自分を言葉にする

地図の力で、

あなたのお子さんの

「考える力」を伸ばします。

 

地図育®コンサルタント』の

林 大岳です。

 

今回も前回、前々回に引き続き、

11月18日に開催した

「親子地図育®ワークショップ」の

活動報告です。

 

→第1部フィールドワークを

ご紹介している前々回の

コラムはこちら

 

→第2部振り返りワーク①を

ご紹介している前回の

コラムはこちら

 

前回のコラムでは、

子ども達が、

自分達が選んで通ってきた道を

地図上でなぞり、

そのときの感情を

シールであらわした様子を

ご紹介しました。

 

今度はその湧きあがった感情を、

自分のことばにしてもらう番です。

 

■子ども達に渡した

   質問シート

 

子ども達には

次のような質問を

投げかけるシートを渡しました。

 

①歩いて戻ってきて、

    いまどんな気持ちですか?

 

②あるいているとちゅうで

道に迷ったり、

どっちに行ったらいいのか

わからなくなってしまった

ことはありましたか?

それは

何番と何番の間ですか?

 

③道にまよったり、

どっちに行ったら

いいのか

わからなくなったときに、

どんなことを考えましたか?

そしてなにをしたのか

おしえてください。

 

④おうちに帰 ったら、

今日来 られなかった

おうちの人 や、

あした学校のお友だちに

自慢 したいことを、

1つおしえてください。

 

それぞれの質問には

もちろん意図があります。

 

質問1は、コースを回り終わった後

の率直な気持ちを

吐き出してもらうこと。

 

質問2は、歩いているときに

何かトラブルがあったのかどうか、

という事実確認。

 

質問3は、「質問2」で回答した

トラブルに対し、

どんな気持ちの状態になり、

そして、どう行動したのかを

具体的に言葉として

あらわすこと。

 

質問4は、自分の中で、

頑張ったと思えるところを

言葉にすることで、

自信を持ってもらうこと。

 

実際に子ども達に記入してもらった内容は次のとおりです。

 

私はこの後、

この質問シートを元に、

子ども達ひとりひとりに

インタビューをします。

 

 

ですので、子ども達にとっては、

インタビューされるときに

内容を確認する

手元資料になります。

 

あなたは、この質問シートを見て、

どの項目の内容を

一番聞きたいと思いましたか?

 

恐らく「質問3」なのでは

ないでしょうか?

 

なぜならば、

実際にトラブルに遭遇したときに、

子どもひとりひとりが

 

「何を感じ」、

「どう動いたのか」

 

それを

ダイレクトに聞いているのが

「質問3」だからです。

 

だから、

私もまた、この「質問3」を

子ども達にインタビューする際の

一番の山としました。

 

「質問1」と「質問2」は

その準備段階、

といってもいいかもしれません。

 

子ども達の回答内容は、

正直まだまだだと思います。

 

言葉がとても抽象的ですし、

人に理解してもらうには、

まだまだ言葉が足りません。

 

でもいいんです。

 

デジタル化が進んで、

検索すればコンピューターが

何でも教えてくれる時代、

 

自分が何にぶつかり、

そのとき何を感じたのか、

 

そんな体験を

言葉にする機会自体が

圧倒的に減ってきている

わけですから。

 

まずは

「自分に

     何がおこったのか」

 

「そのとき、

    自分は何を選択したのか」

 

これを口に出してみた、

というだけでも

十分な進歩なのです。

 

語彙なんてものは

後からいくらでも

増やすことができます。

 

必要なのは、主体的に

自らのことばで自分のことを

話そうと姿勢。

 

今回出席してくれた子ども達は

多少の差はあったものの、

自分のことばで話すことを

強く拒否する子は

一人もいませんでした。

 

誰もが一生懸命に、

何がおこり、自分が何を考え、

どんな行動を取ったのか

 

一生懸命に話してくれました。

 

今の段階では

本当にこれだけで十分なんです。

 

あとは訓練。

数をこなせば、

どうにでもなります。

 

■地図育®は、

 保護者にも

 気づきを持って

 帰ってもらう場

 

そのお手伝いを

地図育®が

今後もできればと

思います。

 

「親子地図育®ワークショップ」は

実は子どもだけが

学ぶ場所ではありません。

 

保護者の皆さんに

とっても大きな気づきを

得て帰ってもらうことも

重要なテーマです。

 

その気づきを得てもらうための

ワークも

おこないましたので、

それはまた次回、

ご紹介したいと思います。

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 次回の

「親子地図育®ワークショップ」

 開催のお知らせ

2018年12月16日(日)

13:30~16:30

新宿区・戸山公園と

その周辺にておこないます

参加費:親子1組5000円

お申込みはこちらまで↓

https://goo.gl/forms/0Bxb770dOOsaKpGB2

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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