全員同じものを見ているにも関わらず、独自の着眼点で鋭い意見を言う人っていますよね。
そういう人は周囲を引っ張る力が強いのでリーダー的存在になることが多いようです。
この「他人とは違う着眼点」、どうやったら養えるのでしょうか?
自分の子どもにも身につけさせたいですよね。
ここでも地図を使ってトライしてみましょう。
例えばあなたのお家の周りに、赤いモノってどれだけありますか?
そんなことすぐにはわからないよ、という方でも、信号や道路標識くらいは思い出せるでしょう。
今度パソコンでご自宅周辺の地図をプリントアウトして、手に持って外に出かけてみましょう。
「赤いモノ」を探してウロウロ。
どこかのお家の屋根だったり、止まっている車だったり、
そのうち赤いモノしか気にならなくなります。
「こんなところに赤があったんだ!」という気付きがあるはずです。
お家に帰ったら、あなたが見つけた「赤いモノ」の場所を地図で赤く塗って、簡単な説明文もつけてください
例えば「赤い車が止まっていた」とかです。
そうしたらどうでしょう。
あなたとあなたのお子さんだけの「赤マップ」の出来上がりです。
改めて全体を見ると、普段の生活では見えていなかったものに気付くはずです。
そして翌日からは同じ道を通っても、今回初めて気づいた「赤いモノ」を意識するようになるはずです。
しばらくしたら色を変えてみる。
青でも、黄色でも。
こうして自分の目をいつも違うところに意識してフォーカスしてみる。
そうすれば今まで気づかなかった風景が見えてきます。
人の思考は癖であり、繰り返し練習することで癖は身に付きます。
この地図を使った独自の着眼点を身につける方法、
名づけるなら「カラーマップトレーニング」とでも言いましょうか。
さあ、「あなたの着眼点は面白い」と言われたいあなた
是非この「カラーマップトレーニング」にトライしてみてください。
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