子どもの思考力を伸ばすために道案内の地図を描いてみよう。ポイントは3つ。 | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

子どもの思考力を伸ばすために道案内の地図を描いてみよう。ポイントは3つ。

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最近地図を手描きしたことありますが?

普段生活していると中々ないですよね?

 

ところが、3学期が終わり、新年度で新しい学校や職場に入る時になると、自宅からの大まかなの地図を描いて書類として求められる場合があります。

我が家でも娘の小学校入学の際に、自宅から学校までの道のりを地図で描いて提出するように指示がありました。

でも、普段描き慣れていない私たちに、いきなり指示されても困りますよね。

そんなあなたのために、今回は上手に道案内の地図を描けるポイントを3つお教えします。

参考にしたのは、現在、玉川大学の教授をされている寺本潔先生が2002年に出された「地図の学力 社会科の基礎・基本」という書籍です。

寺本先生によると、道案内図を上手に描くコツは

①方位

②交差点

③道沿いの景観

とのこと。

まず「①方位」ですが、あまり気にしない人が多いようですが、南からの太陽光を感じながら本能的にどちらが南側か感じているもののようで、少なくとも南北の方角は明示しておいた方がよいでしょう。

 

②そして交差点

交差点は進むべき報告を明確に判断する重要なポイントです。ただし、情報が多すぎても読み手を惑わすだけです。本当に曲がってもらいたい交差点だけを選び、その角に何があるのか(お店の名前だったり、看板だったり)を記しておきましょう

 

③道沿いの景観

これは読み手に与える安心感を与えるものです。

「この道の右手にはずっと小学校のグランドのフェンスが続いています」

「しばらく行くと、左手にはマンションの入り口が見えるのでそこの前を通過していきます」

読み手がいま進んでいる道で間違っていないな、ということを確認できるので安心して前に進むことができます。

 

大事なのは「情報を多すぎず少なすぎず、適度に記載すること」

人は情報が無いと動けませんが、多すぎると判断に迷ったり、どうしたらよくわからなくなって結局動けなくなってしまいます。

 

オリエンテーリングの場合は、地図に記載されている大量の情報から自分に必要なモノだけを取捨選択する能力が問われてきますが、手描き地図の場合は、「人のために使いやすい地図を描く」ことが目的。

 

こうした、読む人の立場になって「どの情報を選んで、読みやすい地図に仕上げよう」という工夫もまた、思考力をとともに、人を想う気持ちをも養ってくれる大事な機会にもなるに違いありません。

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