中学受験にも役立つ、「地図を読み取る力」

地図を使って、
あなたのお子さんの
「問題を解決する力」を
伸ばします。

『地図育®コンサルタント』の
林 大岳です。

4月に入り、桜が満開。
ようやく春がきたなあ、
なんて気がして
ホッとします。

都内で有名な桜の名所に、
目黒川があります。


毎年大勢の花見客が訪れることで、
有名です。

この目黒川、桜以外に
夏に話題になることが
あります。

何だと思います?

それは、実は「氾濫しやすい」
ということなんです。

ひとつの記事を紹介しましょう。

これは昨年8月にゲリラ豪雨が
発生したときの記事です。

「午後8時ごろ、いつ氾濫しても
おかしくない『氾濫危険水位』を
一時的に超えた」

とありますね。

あらあら、と思います。

最近は夏になると、
ゲリラ豪雨が当たり前の
ようになってきました。

毎年氾濫の心配をするのも嫌ですよね。

でも考えてみてください。
どうしてこうも
目黒川は氾濫しやすい
のでしょう?

その理由は、
地図を見るとよくわかります。

この地図は、
「国土地理院」という、
日本の地図を管理している
国の団体が、
WEB上で公開している
情報です。


そのなかでも面白いのが
この「色別標高図」。

土地の「高い」「低い」を
色で表しているので、
「あそこは、どこそこよりも高い」
なんてことがすぐにわかります。

具体的には
緑が標高の比較的高い土地、
水色が低地をあらわしています。

こうしてみると、

北は中目黒や恵比寿、三田
南は、祐天寺や目黒という
高台に挟まれながら、

目黒川がその間を
通っているのがわかります。

すなわち、大雨が降ってきた
ときには、北と南の高台から
一気に大量の水が流れ込んで
くるわけです。

「水は低きに流れる」とは
よく言ったもので、

目黒川は南北2つの台地に
挟まれている分、
氾濫しやすい構造に
なっていたわけです。

私の解説を読んで、
「ああ、なるほど」、と
思えましたか?

物事には大抵理由がある。

普段の身の回りのことでも
聞き流すのではなく、

ちょっと疑問を持って
その理由を探してみる、
こうしたことが習慣づけられると
子どもの思考力は高まります。

地図を通して調べてみると
意外なことがわかって面白い。

そんなことがよくあります。

それを番組にしてしまったのが
「ブラタモリ」なんですけどね。


■中学受験に直結する「地図から読み取る力」

こうした、
地図から情報を読み取る力は、
中学受験にも直結しています。

たとえばこの問題を見てください。


この問題は、
進学校として名高い、
東京都千代田区にある
「女子学院中学」の
2019年度の入試問題
で出された「社会」の問題です。

問題文には、
「図から読み取って、
まちがっているものを2つえらびなさい」

とあります。


「地図」から情報を読み取って、
何がわかるか?

つまり、「知識の記憶」
だけではなく、
そこから「類推されること」を
自分で判断して答える。

そんな問題が出されることが
進学校では増えてきています。

この流れは止められません。

だから地図に普段から
慣れ親しんでおくことは
受験にとってもプラスになるんですね。

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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