■わが子の「くよくよした」性格、心配ではありませんか?
くよくよ、とは
いつまでも気にかけて、あれこれと思い悩むさま(出典:デジタル大辞泉)
生きていれば、大人だけでなく、子どもでも小さなつまづきはあるもの。
お友達の誰々ちゃんにちょっと嫌なこと言われたとか、
先生から授業態度についてちょっと注意を受けたとか。
跳び箱がうまく飛べなかったとか。
ホントいろいろです。
それにいちいち反応していたらきりがありません。
わが子にはちょっとしたトラブルにはへこたれない「心の強さ」を持って生きていってほしい。
そんな風に思いませんか?
■くよくよしないために必要なこととは?
あなたは何だと思いますか?
「まあいいか。それより次に進もう」という切り替え
気持ちをひきづらないことです。
誰でも失敗はあります。
そして過去は変えることは出来ません。
どうせ考えても変えられないはずなのに、
失敗した過去を引きずっているから、いつまでも気持ちがもやもやしている。
それが「くよくよしている」という状態なのです。
だから、
「くよくよする」性格を直すには、
・過去は過去と割り切る
・「次からはどうしよう」とこれからを考える
と失敗から「気持ちの切り替え」をすること大事なのです。
■地図で「気持ちを切り替える」とはどういうことかを学ぶ
では、すぐに「気持ちの切り替え」の心が身に付くか、というとそんなすぐには出来ません。
やはり日々の生活の中で、意識していかないと、なかなか難しいです。
ましてや子どもとなると、言葉で言ってもすぐには理解は難しいでしょう。
そんな時に活用してほしいのが「地図」です。
「地図を持って、目的地に向かう」と、
途中に「失敗」が当たり前のように起こります。
・道を一本手前に曲がってしまった
・地図の東と西の方角を逆にして、真逆の方向に歩いていた
どれも地図を持って歩いている、「あるある」です。
でも、そんな小さな失敗で、いちいち落ち込んでいたら前に進みません。
「お家についたら、美味しいお菓子が待っている」と思ったら、
子どもは何とかして家にたどりつこうと必死に頑張るでしょう。
このように、
「地図を持って歩く」と発生するとほぼ必ず起こる
「小さな失敗」をあえて経験することで、
子どもの「くよくよしない心」が育つのです。
■まとめ
本日は、子どもの「くよくよする性格」を直すために、「地図を持って歩く」ことで「小さな失敗」からの「気持ちの切り替え」について触れてみました。
小学生の子どもは、親が言葉で言うよりも、自らの体験で感じることの方が得るものが多いもの。
親のあなたが
「しっかりしなさい」
「そんなことでくよくよするんじゃない」
と言う代わりに、
「地図を持って一緒に歩く」、ということをしてみたらどうでしょうか。
そんな機会、作れてますか?
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