かわいいわが子には「道案内」をさせよう

地図の力で、あなたのお子さんの「考える力」を伸ばします。

『地図育コンサルタント』の折江晃です。

 

あなたは普段人前でプレゼンテーションをすることがありますか?

世の中はプレゼンする機会にあふれています。

職場、学校、様々なコミュニティ・・・

 

プレゼン能力は現代人にとって必須なスキル。

わが子にもきちんと身につけさせたい、と思っているお父さんお母さんも多いのではないでしょうか?

今回は、「お子さんがプレゼン上手になるための第一歩」となる「道案内のススメ」をしたいと思います。

 

■あなたは最近いつ道案内をしましたか?

あなたが最近人に道を尋ねられたのはいつのことでしょうか?

「何年も聞かれたことないな」

 

そんな風に思われている方が多いのではないでしょうか?
それはそうですよね。

 

これだけナビが発達していると、「聞く前に検索」する人が多いはずですから
「人に道を聞く」という行為自体が、かっての黒電話のように化石化していくのではないかと思います。

 

実は昨晩、久々に人から道を聞かれました。
それこそ何年振りでしょう。思い出せないくらいです。

 

お相手は70歳前後と思われる身なりがしっかりした男性。

お酒を少し飲まれているようで顔が赤くなっていました。

 

それでもお話はしっかりされていて、
聞くところによると、ここから約4キロほど離れた高級住宅街まで戻りたい、とのこと。

 

でもいま自分がどこにいるのかわからない様子。

 

時間も23時をまわって深夜でしたし、

声をかけられた場所が駅から500m程しか離れていない場所だったので、

駅まで戻ってタクシーを拾われることおススメしたら、

承諾されたので、駅までの道のりをお教えしました。

 

道案内で一番大事なことは、

相手がきちんとたどり着けるように伝えること

です。

 

そのために大事なことはなんだと思いますか?

 

答えは、

・情報は少なく

・シンプルに伝える

です。

 

よく近道を教えようと、複雑な抜け道を教えようとする方がいますが、
あれは逆効果。

 

 

情報が多すぎると人は混乱します。

一度に覚えられる目印は3つまで。

それ以上は覚えられません。

 

 

逆に混乱して、また道に迷ってしまう可能性大です。
そうなったら元も子もありません。

 

もし人に道を聞かれたら、多少遠回りになってもいいですから、
シンプルさを重視してください。

 

今回の私の場合も、最短ルートではなく、シンプルに覚えられるルートを教えました。

 

・目印を2つ。

・最初は信号を左に曲がり、次に交番の角を右に曲がること

をお伝えしたら、

一発で理解してくださり、にこやかに駅の方に向かって歩いていかれました。

 

これで見送った私も一安心。

 

■道案内が出来れば、プレゼンは上手くなる

実は、
「自分の伝えたいことを分かりやすく伝える」ってとっても難しいことなんです。

そもそも「伝える」と「伝わる」は似ていますが、まったく違います。

あなたは「伝える」と「伝わる」の違いを言葉で説明できますか?

 

私が考える「伝える」と「伝わる」の違いはこうです。

 

「伝える」とは、

相手の存在を考えずにただ自分の言いたいことを言っている状態。

 

それに対して、

 

「伝わる」とは、

相手の存在を意識したうえで、
相手を動かすような言葉が発せられた状態。

 

つまり、
「伝える」と「伝わる」の違いは、

 

相手のことを想っているのか、いないのか

 

ということになります。

 

そう考えると、

道案内は「相手がきちんと目的地にたどり着いてもらう」ことが目的ですから。
相手のことを想ってきちんと伝えて、伝わっていなければならない。

 

だから「道案内」もまた、

相手の存在を意識したプレゼンテーションの1つ

と言えるのです。

 

■まとめ

いかがだったでしょうか?

 

「プレゼンテーション」というと少し堅苦しくなりますが、

「道案内」というと、子どもにとって心理的ハードルはぐっと下がるはずです。

 

「わが子のプレゼン能力を上げたい!」と考えているお父さんお母さん、

難しく考えることはありません。

 

まずは

お子さんに学校からお家までの「道案内」をしてもらってはどうでしょうか?

そして、次は「お友達のお家」「大好きな公園」など、説明してもらえる場所はたくさんあるはずです

 

最初はなかなかうまくいかなくても徐々に上手になっていくはずです。

ぜひトライしてみてください。

 
『地図育コンサルタント』の折江晃でした。

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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