「勉強しなさい」と言う代わりに、親として必要なのは「知ることの楽しさ」を教えること

最近、我が家で小4の娘、小1の息子と流行っている遊びがあります。

 

それは、「辞書クイズ」と呼んでいるもの。

 

簡単に言うと、辞書の逆引きクイズです。

 

国語辞典に書いてある文章を聞いて、それが何を説明しているかを言い当てる、というもの。

 

例えば

「髪の毛をとかしたり、整えたりする道具。髪飾りにも使う」

と言ったらなんでしょう?

 

そう答えは「クシ」。

何となく、鏡の前でクシを使いながら髪をとかすシーンが頭に浮かんだ方もいるのではないでしょうか?

ではもう一問。

 

「遊園地などにある乗り物の一つ。回転する円形の床に木馬や自動車などを取り付けたもの」

 

わかりましたか?

 

そう、答えは「メリーゴーランド」です。

 

このように使うシーンや状態から、それが何のことを言っているのか想像して当てる。

なかなか盛り上がり、子ども達からは何度も「問題出して」と言われました。

 

こうしているうちに、娘と国語辞典の距離感は近くなりました。

どこまで効果が出ているかはわかりませんが、少なくとも「辞書で言葉の意味を調べる」ことへの抵抗感はだいぶ減り、

 

「知ることの楽しさ」の一端は感じてもらえたのでは、と期待しています。

 

 

探求心は子ども達の成長に大きな役割を果たします。

「知りたい」「わかりたい」という前向きな気持ちがあるからこそ、学びが進み、結果、たくさんの知識が得られるのだと思います。

 

地図は、見るのがとても好き、という人が多いように我々にワクワクした探求心を起こさせる「ワクワクのエンジン」みたいな存在です。

 

古地図を見れば、「この場所はいまどうなっているんだろう」と行ってみたくなるし、

未来の街の建設予定図を見れば、「これからどんな風になるんだろう」と楽しく想像する。

 

 

オリエンテーリングをするように、目的地までなるべく短い時間でたどり着くまでにはどんなルートを通ったら良いんだろうかと考える。

 

これら全て探求心と言ってしまって良いと思います。

 

「知る楽しさ」を知った子どもはその後が早いです。

勝手に突っ走ります。

言わなくても自分で知ろうとします。

 

時には「○○の本を買って」と言い出したりします。

その時はほんの数千円くらいならケチらずに出してあげましょう。

 

ピザは温かいうちが食べた方が美味しいように、子どもが探求心に溢れている時にはそれに乗ってしまった方が後が楽です。

 

だって、乗せてしまえば子どもは勝手に走り出してしまいますから。

 

 

子どもは「自分が買ってほしい」と言ったものに対しては意外に責任感があるもので、きちんと読もうとします。

 

 

このように、「勉強しなさい」と一方的に言うよりも、一緒に「学んで知ることの楽しさ」を知る”場”づくりが出来ると理想的なんだと思います。

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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