お城の地図があれば、想像力を楽しく豊かにできる

私は地図やオリエンテーリングとともに日本史が大好き。

 

特に戦国時代が好きなのですが、好きなもこそ上手あれ、大学受験ではいつしか得意科目に。

 

今は忘れましたが、鎌倉、室町、徳川の歴代幕府の将軍名、明治以降の首相名など全部覚えていました。

 

一回だけ予備校の模試で、日本史だけ上位成績者として氏名が発表されたこともあります。

 

日本史、特に戦国史を語る上で欠かせないのがお城。

 

今も昔も立派な天守閣は人気が高いですよね。

 

私が好きなテレビがあります。

BS朝日「日本の城 見聞録」

(毎週木曜日・22時〜)

http://www.bs-asahi.co.jp/shiro_kenbunroku/index.html

という番組です。

 

この番組、何が面白いかというと、お城を観光名所としてではなく、本来の軍事施設と捉え、解説してくれていること。

城の中で、櫓など各施設や敷地の配置の仕方を「縄張」というのですが、

城を作った側が何を意図して縄張りをし、どのように攻められたらどう対処しようとしていたか、を現地ロケで解説してくれるのです。

 

ひとつの例です。下の写真を見てください。

IMG_3925

ご存知の方も多いと思いますが2015年の大改修で話題になった姫路城。

別名「白鷺城」と呼ばれる美しいお城です。

 

この姫路城、もう少し俯瞰して全体の縄張、すなわち、各施設や敷地の配置を見てみるとこうなります。

 

これもひとつの地図です。

 

IMG_3924

天守閣だけでははなく、様々な建物や施設が複雑に入り組んでいるのがわかりますよね。これら全体を「城郭」と言います。

 

広い敷地に大勢の敵兵を集めて一斉射撃で一網打尽にしたり、細い路地を歩かせて少しずつ倒したりと、守備側の色々な意図が読み取れます。

 

例えば細い路地の写真がこちら。

IMG_3926

壁に三角形の穴が開いているのに気付きますか?

 

これは「狭間(さま)」といって、この隙間で横から鉄砲を撃ったり、弓矢を射って敵の進行を食い止めるのです。

 

こんな風に、一言で「城」と言っても実は天守閣だけではありません。

 

先ほどの「縄張」が描かれている俯瞰図はまさに地図そのもの。

 

自分が戦国武将だったら、どう攻めるか、あるいはどう守るか。

 

こんなことを考えながら見てみると想像力が沸き立ちます。

 

そして、時間が出来た時には現地に足を運んでさらに想像を膨らませる。

 

 

地図があれば想像力豊かに時を越えて、歴史ロマンに楽しくどっぷり浸かることも出来るのです。

 

 

 

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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