マッピングパーティーで子ども達の発見を形にしよう | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

マッピングパーティーで子ども達の発見を形にしよう

地図に関する話題

■カラーバスあそび、という発見あそびが結構おもしろい

ウチでは時々「カラーバスあそび」を子どもとしています。

カラーバスとは、心理学の「カラーバス(color bath)」から来ています。

簡単に言うと、「意識していることほど関係する情報が自分のところに舞い込んでくるようになる」といったもの。例えば、「今日のラッキーカラーは赤」といわれると、街でその色ばかりに目が行くと、いう心理現象です。

例えば子どもと一緒に散歩していて「今日は青色のものを探してみよう」とテーマを決めると、子どもは一生懸命に青のものを探して報告してきます。

「あっ、あの車、青いよ」

「あのおうちの屋根も青い!」

中には大人には気付かない小さなものも発見して、なかなか面白い。

そしていくつか発見が増えたら、「同じ青でも、色々な青色があるね」と、一言で青といっても、さまざまな配色があることを教えると、子どもは少しはっとしたような顔をします。それがまた面白くなります。

これを時々「形が丸いもの」「三角のもの」と形状にするとさらに広がりが出ます。

我が家では子ども達が少し元気のないとき、車に乗りながらでもこれをやると必ず盛り上がります。

子どもはやっぱり何かを発見することが大好きなのでしょうね。

■マッピングパーティーという、みんなでつくる地図がある。

ところでマッピングパーティー、というものをご存じでしょうか?

簡単に言うと、皆で情報を持ち寄って新たな地図を作るということ。

正確には、「市民が調べたまちの情報を、インターネット上で自由に編集できる地図に書き込むイベント」だそうで、イギリスが発祥だそうです。

もう少し説明をさせていただくと、普段使う地図に、市民があるひとつのテーマに沿って、どこに何があるか情報を集め、その情報をネット上の1枚の地図に集約し、役立つ地図に仕上げる、ということです。

つまり皆が情報を持ち寄って1枚の地図を作る、という点で「地図版ウィキペディア」。

例えば観光地・京都では、どこになんか多国語で歴史を説明している掲示板があるか、電子マネーで商品を購入できる自動販売機はどこにあるか、などが1つの地図にまとまっていたり、

東京都調布市では、「トイレ」をテーマに、和式か洋式か、洗浄便座はあるか、車椅子は利用できるかという情報を集めた地図を市民が作ったそうです。

でも、これって別にデジタル社会特有のことではないです。

昔、小学生の頃、白地図に自分の住む街にはどんなお店があるか、商店街にはどういった種類のお店が並んでいるかとか調べたことありませんでしたか?

ネットを介したことによって、時間と場所を一緒にしなくても多くの人が同時に参加できることになったことが画期的ですが、このマッピングパーティーも考え方は一緒ですよね。

■子どもと一緒にマッピングパーティーをやったら楽しそう

 

 

このマッピングパーティーのことを知ってから、いままでやっていた「カラーバスあそび」にこの「地図づくり」の要素を入れたくなりました。

発見をして、終わりではなく、それを地図に落とすことによって記録に残ります。

視点が変われば景色が変わる。そしてその情報をまとめれば、自分たちの街も違った見え方が出来てくる

これが完成したら、どこにも売っていないオリジナルの地図が出来そうです。

親子で自分たちの街を新たな視点で眺める良い機会にもなりそうです。

これからのトライですが、一度試してみたいと思っています。

 

 

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