あなたはなぜ子どもにプログラミングを学習させたいのですか?

■注目のプログラミング教室の人気度を検索数の動きで見てみました

 

プログラミング教室が大はやりです。

 

どれだけ注目が集まっているのかを知るために、

「プログラミング教室」という言葉の検索数がどれだけ増えているかを見てみました(出典:Googleトレンド)

 

その結果がこちらのグラフです。

ちなみにこのグラフの縦軸は件数ではありません。

期間中に最も検索数が多かったタイミングを100として、全体を相対的に表しているグラフです。

 

こうして見てみると、

急速に検索数が右肩あがりに増えてきていることがわかります。

 

 

学習塾大手の明光義塾は小学生の子どもをもつ全国の保護者500名を対象に調査をしています(2017年9月実施)。

 

それによると、

「これからお子さまに通わせたい習い事は何か?」という問いに対して、

 

15.6%の保護者が、プログラミングを習わしたいと回答しています。

これは全体の4位で、長く習い事の常連である、ピアノをも上回っています。

 

■プログラミングを学習する意義を、親のあなたは理解していますか?

 

プログラミング教室が注目を浴びているのはわかりました。

 

では、なぜプログラミングを学ぶ必要があるのでしょう?

 

2020年から学校授業で必修になるから?

IT社会だから?

 

たしかにどれも間違ってはいませんが、本質的にはもう少し深い理由がありそうです。

 

 

そのことをきちんとまとめてあるブログをご紹介します。

子供がプログラミングを学習する意義を具体例で考えてみよう

 

筆者のあべっかんさんは、ご自身がエンジニアであり、

そうしたご経験から「プログラミング教育で賢い子を育てる」というテーマでブログを書き続けていらっしゃる方です。

 

 

あべっかんさんはこのブログの中で、プログラミングを学ぶ意義として次のように書かれています。

プログラミングをするときには、このようにものごとを正確にコンピューターに伝えなくてはいけません。判断をさせるときには判断基準も明確にします。

 

ものごとを正確に伝えるトレーニングになるのでプログラミングは子供にとってよい学習になります。

 

さらに、

プログラミングをするときに、ユーザーが想定外の操作をしてバグが発覚した、ということがよくあります。想定外が無いようにプロのプログラマーが一生懸命考えているにも関わらず、です。

 

処理の流れを考えて漏れがないかを確認する。こういった学習をしておけば将来いろいろな局面で役に立つことでしょう。

 

処理の流れを考えることも子供にとってよい学習になります。

 

つまり、

①ものごとを正確に伝える

②万が一のことが起こった場合も想定した問題解決方法を考える

 

といったことが「プログラミングを学ぶ意義」とのこと。

 

そして、最後のまとめとして、

子供がプログラミングの学習をすることの目的はプログラミングで必要となる考え方を身に着けることです。

 

プログラムを書くことが目的ではありません。

 

とされています。

 

つまりプログラミング教室は

 

プログラミング的思考力を学びに行くからこそ、その意味がある

 

ということなんですね。

 

皆さん、このこと意識していましたか?

 

■地図を持って歩くこととプログラミング的思考はほぼ同じ

このコラムは地図育コラムですので、地図とプログラミングとの関係を考えてみたいと思います。

 

ここでちょっと想像して見てください。

 

あなたはテレビ番組のディレクター。

 

電波の通じないアマゾンの森の奥地で、人里離れた所に住んでいる部族の村に取材に行くことになりました。

 

村までは山道がありますが、途中にはいくつも道の分岐があり、間違った方向に進んでしまうと迷子になる可能性が高く、命にかかわります。

 

あなたに渡されたのは地図とコンパスと、わずかな食料と水だけ。

電波が通じませんから、スマホなどのモバイル機器は一切使えません。

 

なんとかして、部族の住む村までたどり着くためにはどうしたら良いでしょうか?

 

 

あなたならどうしますか?

 

 

ここでまず問われるのは、

地図を正確に読んで、目的地までのルートを考える

能力です。

 

 

地図には膨大な量の情報が描かれています。

 

道の曲がり、道の太さ、森の生い茂り方、尾根や沢などの地形の形

 

 

こうした情報を正確に読み取り、常に現在地を確認しながら、進んでいく必要があるでしょう。

 

地図を持って歩くことは、「自分を道案内する」ことと同じ

です。

 

だからこそ正確に地図を読んで、自分自身に伝えることが出来ないといけないのです。

 

また、もしかしたら迷ってしまうこともあるでしょう。

そんなときにパニックになっても何も解決しません。

 

そんなときも、まずは自分の現在地を把握することから始めます。

 

まわりの風景を見て、何がどこにあるのかを確認する。

 

例えば、

 

・右側には大きな石があり、

・左側には川が流れていて、

・目の前の道は大きく右に曲がっている

 

そして、コンパスで方角を合わせた地図上で、

この3つの位置関係にぴったりくる場所を見つける。

 

そうやって、現在地を把握することが出来れば、迷う前の元の場所に戻ることが出来ます。

 

このように、地図を持って歩くこともまた、

万が一のことが起こったときの対処法を学ぶ

機会でもあるのです。

 

■地図育で教えたいのは、からだ全体を使った北欧流プログラミング的思考力

 

地図育ではもちろんアマゾンにはいきません。

 

そのかわり、

主に安全が確保された大型公園を使って、オリエンテーリングをします。

 

このコラムでは何度も触れていますが、

地図育の重要なエッセンスであるオリエンテーリングは、元々はフィンランドやスウェーデンなどの北欧生まれの個人競技スポーツ。

 

小学校の授業でも取り入れられており、教育的意義も深く、必ずどの生徒も経験する馴染みの深いスポーツです。

 

地図育では、このオリエンテーリングを安全が確保されている大型公園内で実施することで、

 

・地図を見て、目的地までのルートを自分で考える。

・迷った場合も自分で何とかリカバリーする

 

経験を子どもたちにしてもらいます。

 

こうした経験を積むことで、

・問題解決するまでの道筋を考える力

・問題発生した場合の対処法を考える力

 

を子どもたちに身に付くのが目的です。

 

ね、地図育の目指すものと、プログラミング的思考って似ているでしょ?

 

 

さらに地図育で1つ重要視していることは、

”子どもらしく外で身体を動かす”

です。

 

子どもは子どもらしく、元気よく外遊びをしてもらいたい。

けれども最近の住宅事情ではなかなかそうはいかないのが現状です。

 

子どもらしく身体を動かしながらも、プログラミング的思考力を学べる。

 

地図育ではそんな学びの場を提供しています。

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折江 晃

地図育®コンサルタント(1972年生・男)。 一人でも多くの子ども達に、「自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育講座・ワークショップを主宰。 小学4年生のときに、北欧生まれの競技スポーツ、オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。 大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感。 この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育®』を開発。全国の児童に普及する活動を展開中。 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 【保有資格】 ・ワークショップデザイナー ・オリエンテーリング・インストラクタ 【連絡先】contact@mappower.jp

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