高濱正伸さんの講演会に出席して感じた”父親だからできる子育て”の重要性

昨日は、私が勝手に師事する「花まる学習会」の高濱正伸さんの講演会に出席する機会に恵まれました。

埼玉の大ホールには、満員でありませんでしたが、おそらく2~300人のお父さんが来場していました。

今回の講演会は「女人禁制」。お父さんだけに子どもの成長をうまく促すコツや考え方を高濱さんが具体例を元に教えてくださいました。

講演会のタイトルは「父親だからできること」。

高濱さんがおっしゃっているのはこれからの激変の時代、子ども達に求められるのは、基本的な学力の他に、逆境に耐えられる精神力や新しいモノを作り出す創造力、周囲の人々と関わり合うコミュニケーション能力、規範意識など、総合的な「人間力」だと言います。

その基礎となる幼児期、具体的には4つ~9つの「つ」の時期にどれだけ基礎的な考え方を提供できるかが大事だということを何度もおっしゃられました。

「”つ”のつく時期は神の子」だそうです。どんなに親に厳しく言われて泣いても、翌日にはケロッとしてまた甘えてくる。親が叱ったことで罪悪感を感じていても素敵な笑顔でその罪を忘れさせてくれる、そんな意味で「神の子」なんだそうです。

こんな純真でなんでも素直に受け入れてくれる時期だからこそ、基本的な素養や考え方・行動の基礎を親として提供しましょう、ということなんだと思います。

高濱さんは「多少のもめごとは肥やし」とおっしゃいました。色々あるから強くなるんだ、と。

本当にそう思います。

守ってばかりでは何の免疫力もないまま、大きくなり、打たれ弱い人間になってしまいます。

多少のかすり傷、多少のぶつかり合い、こんなことも幼少期でもとても大事なんだと思います。

考えてみれば、私が経験してきた競技オリエンテーリングの競技中はトラブルの連続です。

勘違いによる地図の読み間違いは頻繁。

3つ先の尾根を右に曲がるはずが、数え間違えてその1つ手前の尾根を降りてしまって現在地がわからなくなってしまったり。

けれども間違えて、また振り返れば、自分の何がまずかったのかが分かり、次に生きるんです。

守られてばかりだと、自分の成長すべきポイントがよくわからないまま腹落ちせず、結局成長しないまま大人になる。

これが一番怖いんだと思います。

少々のもめごとはむしろ人生必須。恐れずに子どもをどんどん前に出したいと思います。

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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