便利なAI時代でわが子を育てる上で大切にしたいこと

本日は息子の通う地元小学校の学芸会でした。

学年ごとに約20分ほどのお芝居を学年全体でつくり、壇上で発表します。

それぞれが一生懸命役柄を演じる姿は感動を覚えました。

学年が上になると、本当にお芝居が上手な子がいて、とても楽しい時間でした。

 

今回の学芸会を開催するにあたって、息子の学校の副校長先生がその狙いについて興味深い文章を学校だよりに寄せていらしたので、抜粋してご紹介します。

タイトルは「使われる人間、使う人間」です。

 

かっては、見知らぬ土地に行くときは地図でルートを確認し、どうすれば最適なルートで行けるか頭を働かせたものです。

 

助手席でナビを任されたら、地図とにらめっこして、記号を詳細に見取り、交差点や橋の位置を確認して、やれ右折だの左折だの、頭の中は高速で働きっぱなしです。

 

カーナビゲーションの普及により、(中略)いまでは目的地を入力するだけで、だれもが行きたいところへ難なく行けます。

全自動運転が実現すると、ひょっとして寝たままでも自ずとゴールできる。これなら頭と体と五感を働かせる必要はまったくないわけです。本当に便利な世の中です。

 

こういった環境にどっぷり漬かった子供たちは、どんな大人になるのでしょうか。自分で判断して行動することをしない、指示待ち人間になるだけです。

言うならばAIに命令され、使われるだけの人間です。

 

新学習指導要領でさかんにいわれる「主体的・対話的で深い学び」とは、いわば「意欲的に自分の頭で考える」ということで、急激に進化するイノベーションへの危機感からくるものなのです。

 

(学芸会で)与えられた役柄を台本の行間から読み取り、演技で表す。頭と身体を心を余すところなく使って、劇全体を華やかに彩る。「主体的・対話的で深い学び」は、こういう活動からも生まれます。

 

子供たちの深い学びが「使われる人間」から「使う人間」へと自らを進化させるのです。

 

 

とても共感できました。

 

最近はますますAIに関するニュースがたくさん流れています。

たとえば、Google HomeというなのAIスピーカー。

スピーカーなのに、話しかけると、質問に答えてくれたり、簡単な会話くらいはできるらしいです。

そして会話を重ねるうちに学習していき、返してくる内容もレベルが上がるというから驚きです。

 

確かに便利だけれども、いつしか何でもAIに「お伺いを立てる」ということが日常になりそうで、若干怖い気がします。

 

 

そうなると、完全に私たちは「機械に使われる」存在になってしまいます。

 

果たしてそれで良いのでしょうか?

自分らしく生きられるのでしょうか?

 

 

わが子なら、なおさら気になります。

 

 

幼いころから、あるいは生まれた時から、こんな生活に慣れてしまっては、この文章に書かれているように、

 

自分で判断して行動することをしない、指示待ち人間になるだけ

 

です。

 

1人の親としてとても危機感を持ちます。

 

 

そうならないためにも「主体的・対話的で深い学び」を得られる場として、学芸会で「演じる」機会を設けている。

わが息子は幸せな環境においてもらっているな、と思いました。

 

大事なのは

「頭と体と五感」を使って「自分で判断して行動する」場づくり

だと改めて実感しました。

 

 

そして、私もまた、オリエンテーリングをベースにした地図育を通して、

子どもたちが「頭と体と五感」を使って「自分で判断して行動する」場づくりをおこなっています。

 

こうした考えに共感していただけるお父さんお母さん方と一緒に活動を広げていきたい、

それが私の願いです。

 

 

<お知らせ>

11/19に第3回親子地図育ワークショップを開催いたします。

まだ空きがありますので、ご興味のある方はご連絡ください。

<開催概要>
【タイトル】親子地図育ワークショップ
【開催日時】11月19日(日)13:00~16:00(予定)
※雨天中止(前日までに実施可否をご連絡します)
【会場】東京都練馬区 光が丘公園
都営地下鉄大江戸線「光が丘」(E38)下車 徒歩8分
※集合場所は申込者に個別にご連絡します

【参加対象】小学4年生~6年生の児童とその保護者

【募集数】3組
※お申込み順に受け付けます。入れ違いの際はご了承ください。 
【参加費】親子1組 1000円 ※トライアル料金
【当日の内容(抜粋】※予告なく変更になる可能性があります
①内容説明
②親子一緒に公園内でオリエンテーリング
③親子間で振り返りワーク
④参加者同士で気付きの共有
⑤まとめ
【当日について】
・歩きやすい服装でお越しください(ズボン着用)
・雨露などで、靴やズボンの裾が多少濡れたり汚れる可能性があります。
・水筒などは適宜ご用意ください
<申込方法>
下記入力フォームからお申込みください。
https://goo.gl/forms/6dEgTQLsRS4PZu4v2

 

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<申込締め切り>

11/13

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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