我が子が賢く育つためのアンガーマネジメント力は地図を持って一緒に歩けばわかる

2017年ももうすぐ終わり。

この1年間を締めくくる様々な「○○大賞」が次々と発表されていますが、

先日は「アンガーマネジメント大賞2017」というものが発表されたそうです。

 

関連記事(http://www.tvlife.jp/entame/151770)によると、

怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を行う一般社団法人日本アンガーマネジメント協会が第1位を選出したもの。

だそうで、

 

今年最も上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人に選ばれたのは、歌手・俳優として活躍する松山千春さんだそうです。

 

なぜ松山千春さんが?と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

その選考理由が、

1時間以上離陸が遅れていた旅客機に搭乗していた際、遅延でイライラしている乗客のためにと、乗務員用のマイクで自身の代表曲「大地と大地の中で」のワンフレーズを歌い、自身のみならず周囲のイライラも解消させたこと

だそうです。

 

ワイドショー番組などでも数多く取り上げられていましたのでご存知の方も多いのではないかと思います。

ご存じない方はこちら↓をご覧ください。

 

 

粋な計らいですね。

 

人は怒ると、冷静さを忘れ、視野が狭くなります。

そして時には間違った選択をする。

 

途中で間違いに気づいても、怒ってしまった手前、修正することが出来ない。

そのまま突っ走ってしまって、被害が大きくなる。

 

こんなこと経験、あなたにもありませんか?

 

 

同じことが、オリエンテーリングや山登りなどの「地図歩き」でも十分に起こりえます。

 

私が中学2年の時にとあるオリエンテーリング大会に出場した時の話です。

 

目的地に向かって、地図を見ながら順調に進んでいたはずなのに、いつの間にか道に迷ってしまいました。

そうしたときには自分への不甲斐なさが怒りに変わります。

 

「どこで間違ってしまったんだろう」

「一体俺は何をやっているんだ」

「まずい、ライバルたちに負けてしまう」

 

こんな思いに駆られ、焦り、そして冷静さを失います。

 

 

そうなると軽いパニック状態です。

冷静に地図を見ることもできず、ついには、近くを走っていた見ず知らずの方に現在地を聞いてしまいました。

 

もちろん反則行為ですし、相手にも迷惑のかかる行為ですから、本来ならば絶対にやってはいけません。

でもそのときはやってしまいました。

 

当時はアンガーマネジメント、という言葉は存在していませんでしたが、

苦境に陥り、冷静になれず、結局は禁じ手を使ってしまった、という悪例です。

 

 

この程度で済めばまだ良いです。

 

山登りの遭難で一番多い原因は「滑落」などではなく「道に迷う」ことだそうです。

 

もし道に迷ったと思った時に、どれだけ冷静に対処できるか、ということがこのことからもわかります。

 

 

■「親子地図歩き」では「困難にぶつかったときのわが子の対応力」を見ることが出来

 

地図育でおこなう「親子地図歩き」では、子どもが地図を持って先頭を歩いてもらいます。だから・当然道に迷うこともあるでしょう。

 

そんな時にどれだけ冷静に情報集めて現在地を確認し、目的地までのコースを再プランニングできるのか

 

こうした行為を見ることで、わが子の問題対処能力を知ることが出来ます。

 

・果たして冷静に現実を受け止めのか?

・冷静に次の行動を考えることが出来るのか?

 

こうした意外に知らないわが子の姿を知ることで、これからどのような情報を与え、経験を積ませた方が良いのかを考えられることが出来ます。

 

まずわが子はどれだけ冷静に問題に対処することが出来るのか。

 

たかが地図、されど地図

 

地図にはこんなこともできるのです。

 

 

 

 

, , , ,

Post navigation

林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

コメントを残す