みなさん、こんにちは。
地図育®コンサルタントの 林田 岳大 です。
すでにご存じの方が多いと思いますが、先日、プロ野球の日本シリーズが、ソフトバンクが巨人を圧倒し、1つも負けることなく 2年連続で巨人に4連勝し日本一になりました。
私は子どもの頃から、大の巨人ファン。
監督の原さんのことは入団当時からファンだったために今回の結果は残念でなりません。
でも、ここは気を取り直して、「ソフトバンクが圧勝した要因」を考えることによって、これからの子育てに生きる考え方を探っていきたいと思います。
なぜソフトバンクは巨人に圧勝することができたのか
今回ソフトバンクが勝った要因に関してはたくさんの方がお話になさっていて、
「パリーグにはDH制があるから、打線に切れ目がない」
「パリーグには150キロ以上の球を投げるピッチャーがたくさんいるから」
といった意見が多く見られました。
その中で、私が注目したのが、元巨人の桑田真澄さんのコメントでした。
今回ソフトバンクの選手を見ていると自分で考え、選手同士が協力してプレーしているように見えた
11月29日 TBS「サンデーモーニング」
一方、ジャイアンツは指示待ち。本来の(これまでの)野球界のあり方ですよね。指示待ちのスポーツをしていた。(ソフトバンクは)新しい時代の野球を選手たちも実践して楽しく自分で考えてプレーしていた。非常に対照的に見えた

桑田さんが指摘しているのは、
・巨人は「指示待ち」
・ソフトバンクは「自分で考えて行動」
この差は大きいですね。
桑田さんは、この「指示待ち」の形態は、これまでの野球界、ないしスポーツ界でおこなわれてきたものだと述べています。
つまり、監督・コーチの指示がないと動けない。
もし予想外のことが起こっても、自分達で解決策を見いだすことができない。
もし的確な指示が出なければそのままズルズルと苦境に陥ってしまう。
それが、巨人の選手たちに象徴されるいまのスポーツ界・野球界だというのです。
自分で考えて行動することは楽しい
桑田さんは、「楽しく自分達で考えてプレーしていた」とも述べていますね。
そうなんです。「自分で考えて行動する」ことは楽しさにもつながるのです。
例えばあなたはこんな経験ありませんか?
どこか初めて行く山で山頂に向かうのに、
ロープウェイに乗って数分で到着するより、
試行錯誤しながらも、自分の力で何とかたどり着いた方が何か充実感を感じたりして。
どんなに早く望ましい結果が手にいれられたとしても、「人まかせ」と「自分で考えて行動した」ことの充実感の差はとても大きいです。
この試行錯誤で何かしらの結果を手に入れることは、自信につながりますし、
自己肯定感を育てることにもつながります。
これは野球や山登りだけに限った話ではありません。
普段の生活の中で、子どもに対してどれだけ「自分で考えて行動する」機会を作れるのか。
それも親の役目です。
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