子どもの考える力を伸ばすのに必要なのは「教える」ではなく、「気付かせる」こと

私はワークショップデザイナーの資格を現在勉強中です。

その勉強の中で、「子どもの考える力を伸ばす」ついても感じられることがたくさんありました。

ワークショップ、と一言で言っても様々な捉え方があります。

・大人数が集まり、何か手作りの品や工作をすること?

 

・議論すること?

 

・普通の会議と何が違うの?

実際に「ワークショップ」という言葉には人によって解釈が異なるので、これ、といった統一の言葉の定義は難しいです。

ただ根幹になる部分として大事なのは、

複数の人が集い、対話や身体を一緒に動かすといったコミュニケーションを通して、お互いに気づき合い、学び合うこと

とは言えると思います。

大事なのは、この「気付く」という部分です。

 

気付く、という行為は、一方的に「教えられる」とは大きく違います。

自分で動き、または考える。

そこからフツフツと湧き上がってくる自分の感情の中から、何かを知り、学びとる。

外部からの刺激を受けて、「自発的に学びとる」ことが「気付く」ということだと思うのです。

ワークショップというのは、意図的にこの「気付き」の場を作っている、というものなのです。

■普段の親子関係でもワークショップ的「気づきの場」は作れる

普段の親子関係の中でこうした考えは生かせないのかと思いました。

結論としては、十分に出来ます。

むしろ、やらなければいけません。

一言で言ってしまえば、「親の役割は多くの気付きの場を子どものために作ること」と言ってしまってもいいかも。

 

でも難しいことではないのです。

息子や娘がテレビから流れる一方的に流れる情報に対して、少し違った見方を示してあげる。

例えば、動物のテレビをみていても

「なぜキリンの首は長いのか」

「なぜダックスフンドはあんなに胴が長いのか」

 

こんなことを「どうしてだと思う?」という問いかけをして、考えてみる場を作るだけでも随分と違います。

そこに正解、不正確はありません。

自由な発想で子どもたちが考えつくことが重要なのです。

 

ただ本当の答えを出せないからといってダメ出しをすることだけはしないでください。

色々と考えを出してもらった後に「実はこうらしいよ」という話しをすればいいのです。

ただ学説だって本当に正しいかどうかなんてわからない。

大事なのは、考えてみて、自分なりに思いつく、というプロセス。

そのプロセスのなかで自発的に「気付きがあればいいのです。

 

この自分で「気付き」を得る快感は一種の麻薬のようなもの。たまらない達成感や開放感を感じたことのある大人は多いはずです。

得てしまえば子どもたちの学びに対する姿勢も変わってくるはず。

 

「教える」ではなく、自発的に「気付かせる」

2020年に大学入試が思考力を問う問題に比重が大きくなろうとしている今、こうした学び方が益々重要になっていきます。

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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