子どものいいところ、どれだけ言えますか?

今日発生した東京の地震、大変びっくりしました。朝方うとうとしている時に突然やってきました。

「あれ少し揺れている?」と思った瞬間、ズドン!と落とされた感じ。

まるでテーマパークでフリーフォールの乗った時のようでした。

慌てて隣の部屋で寝ていた子ども達の上に覆いかぶさりました。

上の娘はさすがの衝撃に驚いたのか泣いていましたが、あっという間に元気を取り戻してくれたので安心しました。

 

ところで、あなたは自分のお子さんと接している時、どんなことを気を付けてお話ししていますか。

私の4歳の息子はレスリングを習っているのですが、そのスクールでは1時間の練習時間は他のお子さんのお父さんお母さんがすぐ近くでずっと見学できるようになっています。

熱心な方が多く、「頑張れ!」と声をかけているのですが、時々「そんなんじゃダメだろ!」と出来ていないことを強く言う方もいらっしゃいます。そういう方は休憩時間になると一目散に子どものところに駆け寄り、厳しい口調と表情で何が出来ていないか、強く言います。ちゃんとコーチがいる横で。

そうなると子どもがだんだん元気が無くなってくるのがわかります。

休憩後はチラチラその親の方を見たり、少し自主性が損なわれているのが感じられます。

もったいないなぁ、と思うんですよね。出来ないことが多いのは当たり前。出来なければ出来るように繰り返し練習して習慣化すれば、大抵のことは出来るようになると思うのです。それを一時のところで怒ってしまって、本人のやる気を削ぐようなことは、結果的に何も生み出さない気がするのです。

私の大好きな歌で、絢香の「にじいろ」という歌があります。

その中で私が大好きなパートが

なくしたものを数えて
瞳閉ざすよりも
あるものを数えた方が
瞳輝きだす

というところ。

 

いま出来ていないことを強く言うのではなく、今できていることを認めてあげたうえで、

次に何をすべきなのかを一緒に考えてあげる。

これを本来子どもには提供していきたいなぁと思っています。

私自身、親からはかなりネガティブチェックをされながら育ってきましたので、そう言われた育ってきた子どもがいかに自尊心持てないままに大きくなっていくかがわかります。

結局自分が何者なのか、自分のやっていることは正しいのかどうかがわからなくなってしまうのです。

でも本当は「正しいか正しくないか」、という「正解」ではないんですよね。

「自分がやりたいか、やりたくないのか」「自分でやるのか、やらないのか」

結局これでしか人は動きようがないと思うのです。

私が勝手に尊敬する藤原和博さんは「正解主義」の弊害を常々おっしゃっています。

もはや正解なんてない時代なんです。

何が「普通」なのかがわからない時代なんです。

だから誰かが勝手に「正解」と思っている小さな枠組みに、無理に自分の子どもを押し込もうとするのは止めましょう。そもそも無理がある。

 

そんな不安定な未来に、子どもを大きく動かすのは「好奇心」と「自尊心」。

このベースだけはしっかりと育てていきたいな、と思っています。

→絢香「にじいろ」の全歌詞はこちら

 

 

, , , , ,

Post navigation

林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

コメントを残す