やる気って、どうしたら出るものなのでしょう。
やる気、というのはすごい力を持っていますよね。
勉強でも仕事でもやる気があれば、難しいことに挑戦することも楽しめるし、時間もあっという間に過ぎてしまう。やる気を持って取り組んだモノはクオリティが高い場合が多い。
どれだけやる気を持てるかどうかは子どもに限らず、大人になっても常に存在する課題です。
ワークショップデザインの勉強をして学んだことは、「やる気をおこす大きな要因は”自己原因性”があるかないか」ということ。
つまり、自分がアクションを起こしたことが、人や周囲の環境に少しでも変化を及ぼすことが出来る、あるいは出来たと感じることができれば、人は大いにモチベーションを高め、行動力も出てくる、ということなのです。
これは日常の会話でも感じることができます。
例えば、あなたが何か大事なことを話している時に、聞いている人がニコニコと聞いてくれている場合と、無表情のまま、つまらなそうにして場合とではどちらの方が嬉しいと思いますか。
やはりどんな話でも、相手が相槌を打ってくれたり、話の内容に関心を持ってくれたりした方が嬉しいですよね?笑顔なら尚更です。
つまり、あなたの話が原因となり、相手の感情を何かしら動かすことが出来た、という”自己原因性”がそこにあったからあなたも嬉しくなり、恐らくどんどん話を続けていきたくなったはずです。
子どもだって同じなんです。
大人にとってはとても些細に思える話題でも子どもにとってはとても重要なトピックであるかもしれません。
そんな時にきちんと話を聞いてあげられるか。そしてきちんと反応してあげられるか。
それによって子どもも話すことに自信が付き、どんどんと話すことで頭の中も整理されていくはずです。
話しをしてもらったら、きちんと笑顔で返す。
これを繰り返せば、子どものやる気はどんどん増すと思います。