子供の人生を親の言いなりにしてはいけない | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

子供の人生を親の言いなりにしてはいけない

モノの見方・考え方

まず一つの動画を見てください。

少し古いカーナビのCMです。

CM カーナビ

 

渋滞を避けて抜け道を通ろうとカーナビを起動させたカップル。

しかし、カーナビの指示通りに進むと、あるはずの道の代わりに、なぜか車はとあるスーパーマーケットの中へ

男性「合っているのかな?」

女性「だって、カーナビの通りだしー」

最後に「地図はどんどん古くなる」の文字。

 

 

このCMの面白さは、とうの昔にカーナビの地図が更新されているのに気づかずに、

いつまでもカーナビの指示通りだからという理由だけで、疑いもせず指示通り動くカップルの姿にあります。

 

 

「なんで気付かないんだよ」

「少し気付けばわかるでしょ!」

 

 

このCMを見た人からはそんな声が聞こえてきそうです。

 

 

でも、気を付けてください。

同じような過ちは、普段の我々の生活に溢れているのです。

 

たとえば、人生の進み方。

 

戦後の高度成長期を支えてきたシニア層は強い成功体験を持っていて、自分たちの価値観に強い自信を持っています。

そして、その価値観を自分の子供や孫たちにも適用するはずだと思っています。

人生節目節目の大事な決断の時にもこの価値観でモノを言ってきます。

世の中の動きも、個性も違うのに。

反発すると、次のようなことを言って押さえつけます

「俺はお前よりもずっと人生の先輩なのだから、言うことを聞いていれば間違いない」

 

 

私はこうした父親に育てられ、知らぬ間に自分のやりたいことを自ら選ぶことなく過ごしてきた、という悔恨の想いがあります。

あの時自分で選びたかった、自分なりの主張を無理にでも通せばよかった、ということがいくつかあります。

そして、親に感謝するところも大きいけれど、憎しみもあり、年老いていく親に対して愛憎入り乱れた複雑な心境です。

 

 

だからこそ、自分の子ども達の世代には、自分で選んで前に進むことを当たり前のように身につけさせてあげたい。

そのためには少しでも多く、そして楽しく、「自分で考えて、選択して、動く」場を作って慣れさせてあげたい。

 

一言で地図、といっても、

言われた通りに進む”ナビ”と、

自分で地図を読んでルートを考えて進む方法では、

頭の使い方と自主性がまるで違います。

 

 

言われた通りにすることに慣れてしまうと、それが当たり前になってしまう。

あなたは自分のお子さんをそんな大人になってほしいですか?

 

いまの便利なデジタル社会だからこそ、「自分で考えて動く」、すなわち”考動力”の日頃のトレーニングが必要です。

 

私はこんな想いで地図育を進めています。

 

 

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