「子どもが勉強しなくて」と嘆くあなたに、親として出来ること

先日、以前私の会社に勤めていた先輩と飲む機会がありました。

 

その先輩の息子さんは高校2年生。

とある言えば誰でも知っている超名門高校に通っている、とのこと。

 

私は先輩に尋ねました

「どういう声かけをしたら、先輩のお宅みたいにお子さんが育つんですか?」

 

そうすると、先輩からは

勉強しろ、と言わないことだよ」

と言われました、

 

その先輩によると、

・親から「勉強しろ」と一方的に言っても何の役に立たない

・子どもの方から自主的に「学ぼう」という意欲がなければ形だけ勉強しても何も身に付かない

 

という理由から「勉強しろ」とは言わなかったそうです。

 

その代わり、あらゆることに対して「なぜそうなのか」という理由を事あるごとに説明していったそうです。

 

例えば、

 

・なぜ太陽は朝昇り、夜になると見えなくなるのか

・なぜ自動車は走るのか

 

勉強ではなく、自然や社会のしくみを話し、「なぜそれがそうなっているのか」という会話を普段から意識的におこなっていたことで、自然と息子さんは、「モノゴトの本質」を知ることに強い関心を持つようになり、その理由を知って学ぶ癖を身に付けたことでどんどん学ぶことを好きになっていったそうです。

 

そしてその息子さんの得意科目は「物理」。

物理は、物事の理由と結果を調べる学問。まさに先輩のお宅でおこなっていた会話の結果と言えそうです。

 

逆に苦手なのは「化学」だそうで、意味もなく覚えなければいけない化学式を覚えるのが苦手だそうです。

 

普段「勉強しろ」と言っているあなたの言う勉強とは、ただやみくもに「記憶しろ」「宿題をこなせ」という風に捉えていませんか?

 

「勉強する」という言葉にはどうしても与えられたものをこなす、という意味合いが強い気がします。

 

そうではなく、自主的に「学ぶ」ということを身に付ければその子は強いです。

 

 

なぜそうなっているのか、という「学び」の面白さを子どもに教えて上げられれば、子どもは勝手に積極的に机に向かうのかもしれません。

 

 

「勉強する」ではなく「学ぶ」。大事なのは自主性です。

 

私の主宰する「地図育塾」では、子ども達に地図を持って、目的地まであるいてもらいます。

 

目的地への向かい方は、距離が長ければ長いほど個人差が出ます。

そして個々人が目的地に向かうルートを選ぶにも必ず理由があります。

 

なぜ、その曲がり角を選ぶのか

どうして、そこをショートカットするのか

 

自分自身で考え、自分で自分を道案内できなければ目的地にたどり着くことは出来ません。

 

 

やらさられるのではなく、自分でやる。

 

 

地図育ではこうした「自主的に動く」という思考の癖を子ども達の心の中に根付かせることを狙いとしています。

 

 

 

 

, , , ,

Post navigation

折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

コメントを残す