「親子地図育ワークショップ」を
繰り返し実施してきて思う事。
子どもにはそれぞれのモノの捉え方がある。
地図を持って、同じ場所を目指しているけれど、
たどり着く道のりは子どもひとり一人違う。
すべてが同じなんてことはあり得ない。
ひとり一人選ぶ道が絶対に違う。
だから人間って面白い。
これって人生でも同じこと。
ただ1つの正解なんてない。
与えられた正解を求めるのではなくて、
「自分だったらどうする」という答えを出す場、それが地図育。
大人の役割は、
子ども達が出してきた答えを
まずはそのまま「受け止める」こと。
できていないことに目を向けるのではなく、
まずは「できたこと」に目を向けて
そこに焦点を当てる。
そこから子ども達が「自分ってすごい」と
思えることが活力の源。
大人の役割は、「問う」ことと「聞く」こと。
決して「責める」ことではない。
「道に迷う」ことを「悪いこと」と
捉えるのは止めよう。
むしろ、子どもの成長のための
『絶好のチャンス』と捉えるべき。
「なぜ迷ったか?」ではなく
「次にどうすれば
もっと良くなると思う?」と
未来志向で聞けば、子どもも楽しくなる。
親のあなたが
「子どもに言いすぎちゃっているかな」
なんてことに気付かれたのなら、
それも1つの成果。
地図育®の見えていない狙いは
実はそこにある。
ワークショップを
1つずつおこなうたびに
それぞれの親子の関係に変化がある。
それが地図育をやっているときの
最高の喜びです。
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