子どもの考える力を伸ばすなら”地図思考”を育てよう

物事には常に理由があります。必ず背景があります。

そのことを意識せずに、目に見えている現象だけにその裏にある本当に深いものを見失いがちです。

大河ドラマ「真田丸」では明日4月4日に第1次上田合戦のことが取り上げられます。

この上田合戦、関ケ原の戦いの時には2回目がおこなわれるのですが、いずれも真田家と徳川家の直接対決で、少数派の真田家が知力で大軍を退けたことで、その知謀ぶりがいつも話題になります。

しかし、なぜ真田家と徳川家が戦わなければならなかったのか、その経緯まできちんと理解している方はあまり多くありません。

この「真田丸」というドラマはその経緯をきちんとストーリーの中に組み込んで説明してくれていることがとても素晴らしい。

特に「信長の野望」で有名なシブサワコウさんのアイデアを元に、3D地図で各大名の勢力図をあらわし、真田家がいかに大大名に囲まれてバランスをとらなければいけなかったのかがよくわかります。

この地図を使った説明がわかりやすくて素晴らしい、ということをお伝えしたいのではありません。

単に「小が大を制した」という面白さ以上に「なぜ小が大と戦わなければならなかったか」まで思考を踏み込めればより理解が深まり、その知識は頭の中で定着する、ということなのです。

情報は目に見える単体のものだけに気を取られてはとても浅い理解になってしまいます。

なぜそうなったのか、2つ以上の情報をつなげてその関連性を考える。

そのことで「もしかしたらこうだったのかもしれない」という新しい発想も出てきます。

「情報と情報をつなげて、その意味を読みとく」

これこそが地図思考です。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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