子どもの考える力を伸ばすには「鳥の目」と「蟻の目」:パズルと地図読みの共通点

■あまりに暑くて、外遊びがなかなかできないですね、そんなときはパズルが最適

毎日暑い日が続いていますね。東京では猛暑日が続く日数が記録的だそうで。

私は小学校2年生の女児と幼稚園年中の男児の父親。このコラムで、「お父さんだからこそ出来る子育て」を自分なりに考えています。外遊びはまさにお父さんだからこそ出来るもの、と再三お話しさせていただいていますが、こうも暑いとなかなか出来ないですよね。

だから、という訳ではないのですが、先日我が家では子どものためにパズルを買いました。

今回は、帰省先の義父母、つまりおじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらいました。

小2の娘には500ピース、年中の息子には48ピース。

我が家では、上の娘が幼稚園の頃からたびたびパズルは買い与えていました。

最初は10ピースくらいからはじまり、50、そしてこれまでの最高は100ピースです。

となると、今回の500ピースが相当なチャレンジであることがわかります。

 

娘は箱の表紙に描かれた絵を参考に、一つ一つのパズルのパーツがどこの部分に該当するのか当てをつけながら一つ一つつなげていきます。まだ始めたばかりですので先は長そうです。

■パズルと地図読みは似ている

娘が一生懸命パズルに取り組む姿を見て、パズルを解き進める作業と、地図を読みながら目的地に向かう作業って似ているな、と気づきました。

具体的にどういうことかというと

・全体を大きく捉えて、どこに何があるのかを捉える「鳥の目」作業

一つ一つつなげることで目的を達成させる「蟻の目」作業

このどちらも必要となることがこの2つの共通点だと気付いたのです。

 

もう少し具体的に書くと、

オリエンテーリングの場合、目的地となるポイントに向かうまでにどんな地形になっており、それまでにどんな道があるのか、走りやすい場所なのかそうでないのか、という大まかに「鳥の目」で捉えます。

その後に、目的に向かう先々で、目の前に現れる地形や建物の情報と地図上に記載されている情報の照合を「蟻の目」でおこない、現在地を常に把握しながら前に進みます。

このどちらもしっかりもっていないと、とんでもない方向に行ってしまいますし、地図との照合を見誤れば大きなタイムロスにもなってしまいます。

パズルも、

・いま手にもっているピースが全体のどこの部分に位置するのかを色などで大まかに判断(鳥の目)

・そして大体同じ部分のなかでどうつなげていくのかはそれぞれのピースに描かれている絵と表紙の絵を照合し、形を見てつなぎ合わせる(蟻の目)

ということだと思うのです。

もう少し簡単にいうと「大胆さ」と「緻密さ」の両方を学べるのがこの2つ、ということかもしれません。

パズルならクーラーの効いた涼しい部屋で親子一緒に楽しめますし、子ども主導で「自分で考える力」を養うことも出来ます。まだ未体験のお父さんは、ぜひ一度試されてはいかがでしょうか?

意外にすいすい進んでしまい、子どもの能力の高さに驚かされますよ。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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