『頭のいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』

一冊の本を読みました。

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある、という本です。

著者の小川大介さんはSS-1(エスエスワン)という中学受験用の個別学習塾の経営者。

前書きにありますが、小川さんは中学受験のプロとして、1万件以上の面談を重ねてきました。

そこで残念だと思っていたのは多くの子どもが知識を勉強として詰め込んでいること。勉強しなければいけないから詰め込む。そこに楽しさはあまりありません。

 

「ホンマでっかTV」を見ていたら、心理学の専門家がこのように言っていました。

「山好きにしたいなら、山を下る楽しさを味わらせろ」

苦しい登りだけを強いては苦しいだけ。上ったあとに下る楽しさをしれば人は頑張れる。

すべては楽しさがベースになるのだと。

 

この小川さんの本は、「辞書」「地図」「図鑑」は学力を伸ばす三種の神器だ、と説いています

これらを有効的に使うことで、子ども達が学ぶことを楽しく感じることを解いています。

私もこのコラムで何度か触れていますが、大河ドラマ一つを取ってみても、単にドラマが面白かった、では終わらせず、なぜそのような展開になったのか、どうして主人公はそのような判断をしなければならなかったのか。

地図や図鑑で補足することによって、知識が上乗せされ、理解が多角的になります。だから子どもは「楽しい」と思えるのです。

今回ご紹介した小川さんの書籍では、子ども達がすぐに知識の上乗せを楽しくできる環境を作るために、「辞書」「地図」「図鑑」をリビングに常置することを勧め、実際に置くことを勧める図鑑や辞典、地図帳をたくさん紹介してくれています。

 

小川さんの考え、共感できるところがたくさんありました。知識の量を詰め込ませる前に、知識を得ることの楽しさをどのような環境で感じさせられるのか。

学校ではない、家庭だから出来る親としての環境づくりについてとても参考になりました。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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