『頭のいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』

一冊の本を読みました。

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある、という本です。

著者の小川大介さんはSS-1(エスエスワン)という中学受験用の個別学習塾の経営者。

前書きにありますが、小川さんは中学受験のプロとして、1万件以上の面談を重ねてきました。

そこで残念だと思っていたのは多くの子どもが知識を勉強として詰め込んでいること。勉強しなければいけないから詰め込む。そこに楽しさはあまりありません。

 

「ホンマでっかTV」を見ていたら、心理学の専門家がこのように言っていました。

「山好きにしたいなら、山を下る楽しさを味わらせろ」

苦しい登りだけを強いては苦しいだけ。上ったあとに下る楽しさをしれば人は頑張れる。

すべては楽しさがベースになるのだと。

 

この小川さんの本は、「辞書」「地図」「図鑑」は学力を伸ばす三種の神器だ、と説いています

これらを有効的に使うことで、子ども達が学ぶことを楽しく感じることを解いています。

私もこのコラムで何度か触れていますが、大河ドラマ一つを取ってみても、単にドラマが面白かった、では終わらせず、なぜそのような展開になったのか、どうして主人公はそのような判断をしなければならなかったのか。

地図や図鑑で補足することによって、知識が上乗せされ、理解が多角的になります。だから子どもは「楽しい」と思えるのです。

今回ご紹介した小川さんの書籍では、子ども達がすぐに知識の上乗せを楽しくできる環境を作るために、「辞書」「地図」「図鑑」をリビングに常置することを勧め、実際に置くことを勧める図鑑や辞典、地図帳をたくさん紹介してくれています。

 

小川さんの考え、共感できるところがたくさんありました。知識の量を詰め込ませる前に、知識を得ることの楽しさをどのような環境で感じさせられるのか。

学校ではない、家庭だから出来る親としての環境づくりについてとても参考になりました。

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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