地図を読むことが、子どもの成長に与える良い影響

一冊の素晴らしい本に出会いました。

寺本潔先生、という地図教育のプロフェショナルが書かれた「地図の学力」という本です。

寺本先生は、現在は玉川大学の教育学部長を務めていらっしゃいますが、この本はそれ以前、愛知教育大学の助教授としてお勤めされていた2002年に書かれた本です。

 

時間は経っていますが、内容は2015年のいまでも十分に納得して読める内容です。

寺本先生は、「地図を読む」ことの意味を、こう明快に説いていらっしゃいます。

 

①広い視野をもたらす

地図という質的に高い空間理解の道具に慣れ親しめば、狭い視野にとらわれず、広い視野で物事の全体を把握できる。

②合理的意思決定能力が身につく

人生の中で、どこに住んだらいいか、どのルートて行ったら楽しめるか、といったことを地図で得た情報を元に判断できれば「得する生き方」が出来る。

③行動力が増す

地図自体が未知の土地を訪れることを助ける働きをもっているから、地図を読めるようになることで、行動が積極的になる。

 

どれも納得です。

私がなかなか言葉にうまく表せていなかった、地図を通じて学べることを見事にまとめていただいています。

 

地図の持つ違いは奥深いです。このコラムでも、寺本先生の教えなどから、地図を通して子ども達に伝えられることを随所ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育プロデューサー(44歳・男性)。 学生時代に競技オリエンテーリングに出会う。普段は鈍足なのに、地図読みが得意であったため、オリエンテーリングになると上位になれることからどっぷりハマり、いくつかの競技大会で上位に食い込む。 しばらく競技からは離れていたが、2児の父親となり、子どもの心身の成長に何か役立てないかと考えていたところ、地図の持つ奥深さを思い出し、「地図を使った子育て」を思い立ち、我が子に実践。 現在は、年に数回、オリエンテーリングの個人競技大会に出場する一方で、地図を使って「地図を使って、子どもが自ら考えて動ける力をつける」地図育を準備中。近々「親子向け地図育ワークショップ」を展開予定。

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