白の反対は何色か?子どもの自分の頭で考える自頭力を伸ばしたいなら、正解は一つでないことを前提に声かけをしよう

突然ですがあなたに質問です。

白の反対は何色だと思いますか?

一冊の本を読みました。

「極める人ほどあきっぽい」窪田良 著

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著者の窪田さんは、ゲノム研究者、眼科医、起業家という3つの顔を持ち、それぞれの分野で極めた方。

この本は、お父様のお仕事の都合でアメリカや日本国内など各地を転々とされてきた中で培われてきた窪田さんの好奇心や周囲の環境の変化に対するモノの考え方について述べられています。

その中で印象深い1つのエピソードがありました。

窪田さんが兵庫県の小学校にいた時の話です。

担任の先生の先生が生徒達に「白の反対は何色か?」という質問をしたそうです。

多くの生徒は「黒」と答えましたが、窪田さんの友人の1人は「赤」と答えそうです。

するとどうでしょう。その担任の先生はその答えを受け入れず、「白の反対は黒でしょう」と諭すように否定したそうです。

その後、友人は学校に来なくなったそうです。どうやらこの一件がショックで来られなくなってしまったらしい、とのこと。

 

あなたはこの話、どう感じられたでしょうか?

果たして「白の反対」は黒しかないのでしょうか?

紅白、という言葉があるように、「赤」でもおかしくありません。

晴れた日に上を見上げれば白い雲があるように、「青」という答えがあっていいと思います。

 

つまりは、モノの捉え方、考え方には個人差があって多様性があって当たり前。よっぽど非人道的でもなければ他者から頭ごなしに否定されるものではないのです。

特に子どもは柔軟な感性の持ち主。大人が気付かなかったり、忘れてしまっている部分があればそれは抑え込むのではなく、むしろ教えてくれてありがとう、と感謝するべきことだと思うのです。

 

そして当の子どもにとって、自分だけの視点を受け入れられればそれは喜びへと変わり、それは次への積極的な発言へと繋がるはずです。

だから大人は頭ごなしに大人だけの視点で子どものモノの見方を否定してはいけないのです。

自分の子どもを、自分の頭で考えられるように育てたいなら、思い込みで否定し、やる気を削がない。

そうすれば、子どもは自ら考え始めようとする。

これがとても大事だと思います。

 

何気ない一言で子どもの成長の芽を摘み取らないようにしたいものですね。

 

 

 

 

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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