東大生は「地図を読む」ように「本を読む」

地図を使って、お子さんの
「問題を解決する力」を
育む専門家、

『地図育®コンサルタント』の
林 大岳です。

先日、『東大読書』という
本を読みました。

この本は、
高3の時の偏差値が35だった、
著者の西岡さんが2浪後、
本の読み方を変えて
受験したら東大合格した、
という経験を踏まえ、

「知識を得る」だけでなく、
その「知識を使う力」、
つまり「地頭力」を鍛える
「本の読み方」を指南してくれる
一冊です。

実はこの本、本文内に
「地図」という言葉がたくさん
使われています。

具体的には「読みだす前の準備」
として「頭の中に地図を持とう」
ということです。

西岡さんは、本を読むときには
いきなり読み出すのではなく、
本のタイトルや、カバー・帯を
読んで、

「この本にはどのようなことが
 書かれているか」

という仮説を立てて、
「自分が
 その本から何を学ぶのか」
という目的をはっきりさせて
全体像をつくりだす。

これが頭の中に「地図」を持つ、
という意味です。

次に
「目次」を見ながら、

自分がその本を読む「目的」を
実現するまでの「道筋」を
考える

そして、本を読む前の
自分の「現状」を認識し、

「自分は何のために
 この本を読んでいるのか」

という意識を持ちながら、
読み進める、

というのです。

「情報」を
「知識」に変える

この「東大読書」では、
本を読む上で本当に必要なのは、

「常に質問を考えながら
 読む姿勢」

だと書いています。


「自分は何のために
 この本を読んでいるのか」

という意識を持ちながら読むことで、

「どうしてこうなんだろう」
「なぜこう言えるんだろう」
「本当にそうだろうか」

と考えながら読み進むことが
大事だと。

そして、こうした意識を持つことによって、
文章に書かれている情報が、

自分にとって必要な「知識」に変わる、

この本ではそのように書かれていました。

「地図」との共通点

この「東大読書」に書かれている読書法、

地図に例えられているだけあって、

地図育の考える
「問題を解決する」プロセスに
ほぼ同じ近い印象を受けました。


まず、
「地図を持って進む」ときは

「なるべく早く
 ゴールにたどり着く」

ことが目的であり、

常に

「どうやったら
 なるべく早く
 たどりつけるだろう」

という質問を
自分に問い続けています 。

そして
その答えを見つけるために、

・まず全体を捉え、
 ゴールを明確にする

・自分が立っている地点を
 確認する

・ 途中の「曲がり角」などの
 チェックポイントを確認して
  道筋を考える

・進みながら修正する

「曲がり角」などの
チェックポイントは
本の「目次」にあたりますね。


つまり、
「読書」も「地図」も

目的を持って、考えて動く
という「目的思考」が
大事なのです。

目的があるから、
「自分だったらどうする」
「ほかにもっと良いやり方がないか」
と考える。

それが、「考える力」をつけ、
「地頭力」につながる。

「東大読書」と「地図育」は
つながりました。


, ,

Post navigation

林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

コメントを残す