子どもにどんな未来を残したいですか? | 「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム

子どもにどんな未来を残したいですか?

イベント情報

■有意義だったファザーリングジャパンのイベント

昨日は、ファザーリングジャパンという父親からの子育ての視点から、さまざまな事業を展開されているNPO主催のイベントに参加してきました。

タイトルは、【税と子育てフォーラム~パパとママで考えよう!子どもに残したい未来の形~】

ファーザーリングジャパンからの派生(?)組織、「マザーリングプロジェクト」運営のものでした。

私は少し遅れて行ったのですが、総勢50名はいらしたでしょうか?私も2人の子どもを連れて行ったのですが、お子さん連れが多く、中には乳飲み子も。小さな会議室が溢れんばかりの盛況ぶりでした。

内容的には、まず内閣府や財務省から参事官がお越しになり、現代の日本の子育てを取り巻く社会環境と、新しく導入された子育て支援策の内容、政府が取り組んでいる子育て支援策あるいや少子化対策のための財源についてのご説明がありました。

その後、5人ずつくらいに分かれ、グループディスカッション。

テーマは3つ

①自分の周りで子育て支援を必要と感じた場面はどんなところか

②子育て支援に関する税金の使われ方と確保についてどう思うか

③子ども達に将来どんな日本を残したいか

皆さん初めて会う方々でしたが、短い時間でとても熱心な話し合いになりました。それぞれが各テーマについて思ったことを出し合ったのですが、「子どもの将来をよりよくしたい」こう思うのはみな共通。とても参考になる意見ばかりでした。

例えば、テーマ①に関しては「安全に子どもを遊ばせる場所が少ない」「一時保育させるときの財政的なサポートが欲しい」など。

私が興味深かったのはテーマ③。

私のグループの出席者あるいは、他のグループから出た中で、共通して出てきたのが「いまの子ども達は自己肯定感が低い」という話。そして何が正解かわからない、先行きが見えない時代の中で「チャレンジが出来る社会」「多様性を認める社会」になってほしい、という意見が複数出たのが印象的でした。そして「自分で考える力が育つ社会になって欲しい」とも。

「日本の子どもは自己肯定感が低い」という言葉が複数聞かれたことは私にとっては意外な印象で衝撃的でした。

いまの子どもはそんなに自分が自信を持てないのか。自信がなければ自分で道は切り開けない。勇気をもって前に進めません。

その原因は何だろうと自分なりに考えた時に、「親が正解主義にはまっているから」ではないかと思いました。

親の持つ何かしらの答えに「合っているか、合っていないか」だけで子どもに対して「良い・悪い」の声掛けをしていないか。子どもが自分の想定外のことをすると「ダメ!」といって叱っていないか。

先ほどご紹介した「多様性を認める」というのはこういうことなのかもしれません。

子どもは自由発想力の天才です。常識に凝り固まった大人の想像できないような発想をします。

それを視野の狭い倫理観や正義感で抑制してしまっては、それは子ども達も自信を持てないでしょう。

「ダメ」と言われた時点で子どもは思考停止です。

そうならないためにも、最低限のルールは守らせつつ、子どもの思考を伸び伸びとさせるナビを親としてはしたいなと帰り道に思いました。

 

■親子の会話を親の注意ばかりにすることが自己肯定感の成長を阻害する

そういえば、その日のランチに寄ったファーストフード店で、お母さん1人と子ども4人の家族の隣の席に座ったのですが、聞こえてくるのはお母さんの子どもを注意する言葉ばかり。「あれはダメ、これはダメ。そんなことしたら汚い」楽しいはずの食事の時間なのに子ども達の声がまるで聞こえませんでした。片付けの際、ちらりとその子どもの目を見たら案の定、つまらなそうな目をしていました。

あまり言いすぎては、子どもは自分で考える力を伸ばす原動力すら失ってしまいます。

そうなったら元も子もないです。どんなに制度を整えても最後は人間力。

親として子どもの人間力を育てる重要性を再認識した、とても有意義な時間でした。

 

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