子どもの成長を願うなら、小さな成功と失敗、両方の経験が大事

ストレス耐性、という言葉があります。

 

すなわち、襲ってくる数々のストレスに対してどれだけタフでいられるのか?

 

このストレス耐性が強ければ、多少の困難にも打ち勝ち、自分のやりたいことがやりやすくなることでしょう。

 

だからこそ、我が子にもストレスに強くなって欲しいと思います。

 

でも、どうやって?

 

私は早いうちから、たくさんの失敗の経験をすることが大事だと思っています。

 

ただし、安全で、失敗しても親がしっかりフォローー出来る範囲で。

 

それを実現できるのが「地図歩き」だと思います。

地図歩きは、考えて、歩いて、迷って、また歩くの繰り返し。

 

親子で地図を持ち、目的地までどうやって行くか考える。

 

考えるのは子ども。

 

そして一緒に歩く。

「ちょっと遠回りだな」

と思っても大人は口を挟まない。

 

もしかしたら道に迷って、子どもは困るかもしれない。

 

そうしたら、いま見えている風景と地図を見比べて、いまどこに立っているのかを一緒に考える。

 

そして、また目的地までの行き方を子どもが考える。

 

「道に迷う」というのは、小さな小さな失敗です。

 

でも、大事なのは、

「どうして迷ったのか?」

「どうやって修正すれば良いのか」

ということを子ども自身が考えて、子ども自身が答えを出して動くこと。

 

 

親は少し離れたところから見守っていればいいのです。

 

そして、そのうち目的地にたどり着き、「自力で目標を達成した」という自信につながります。

これが今度は小さな成功体験となります。

 

こうした小さな失敗と成功を繰り返すことで、子どものストレス耐性は強くなるはずです。

 

何でも何事も起こらないように大人がしてあげることばかりでは子どもは成長出来ません。

 

あえて、小さく失敗する機会をつくり、その反動で小さな成功に結びつく流れをつくる。

 

たかが地図歩き、されど地図歩き。

 

地図はこうした機会を演出する絶好のツールです。

 

 

 

 

 

 

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林 大岳

地図の力で「考える力」を伸ばす 地図育®コンサルタント フィンランドの教育思想に感銘し、地図を持って進んだ自身の経験を活かし独自の教育メソッドを開発。 2児の小学生の父親として多くの教育情報に触れ、300件以上の 書籍や文献、関係者への取材を敢行し知見を蓄える。 1972年生まれ東京出身。 ワークショップデザイナー オリエンテーリング・インストラクタ

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