子どもの成長のために必要な声かけって、どんなものだろう?

ママスタセレクトというお母さん向けの子育て情報WEBマガジンで、お茶の水女子大学の内田先生、という方の興味深い記事を見つけました。

それはあなたのしつけは「共有型しつけ」?それとも「強制型しつけ」?というものでした。

どういうことでしょう?

簡単にわけると、

共有型しつけ・・・子どもの主体性を大切にする

強制型しつけ・・・親のいうことを聞かせる

というものだそうです。

もう少し詳細に見てみると

【共有型しつけ】

・子どもに考える余地を与える言葉かけや援助的・共感的サポートをおこなう

・子どもの反応に敏感で、子どもに合わせてやり方を柔軟に調整し、変えている

・決して子どもが話す語彙以上に難しい言葉は使わない

【強制型しつけ】

・子どもに考える余地を与えない

・トップダウンで指示的に介入することが多い

・勝ち負けの言葉が多い

 

なるほど、こう読むと明らかに「共有型」の方が子どもが伸び伸びに成長しそうな感じはします。

でこうした違ったしつけをし続けていると、どんな子どもに育つかと言うと

【共有型しつけ】

・のびのびと探索したり、主体的に考え行動することが出来るため、語彙力が上がる

【強制型しつけ】

・子どもは親の顔色を見ながら行動するため、主体的な探索ができず、子どもの語彙力は低下する

 

これを読んだら、先日友人に聞いた、友人の幼稚園に通う息子さんの習い事で見たシーンを思い出しました。

その息子さんは格闘技系の習い事の未就学児クラスに通っているのですが、近くで見学している保護者の声掛けがとにかく凄いらしいんです。

「ほら、しっかりやれ」「そうじゃない、腕を組んでこうするの」全部お母さんの言葉です。

きちんとプロのコーチが子ども達を見ているらしいんですけどね。

休憩時間になると「どうしてあなたはきちんと出来ないの!」とそのお母さんから檄が飛び、なかに「後で、びんたね」と体罰をするんではないか、と思わせる言葉も出るんだそうです。

友人曰く、そういった子どもに限ってコーチの言うことには耳を傾けず、チラチラそのお母さんの方がばかりに視線を向けてしまって練習に集中できず、結局中途半端のまま終わってしまっている感じがあるそうです。

それはそうですよね。子どもは別にわざと手を抜いているわけではない、というかそんな知恵が未就学児にあるわけない。それなりに頑張っているはずなのに「違う」と親に否定されたら悲しい以外何ものでもありません。

そうなると子どもは親に認めてもらえるように必死に「正解」を求めるようになります。人に合わせることが最優先になります。

果たしてそれって子どもにとって幸せなことなんでしょうか?

いいじゃないですか、出来ていないことは子ども自身わかっているはずなんです。

子どもを見くびってはいけません。子どもだってそのくらいの現状認識能力は持っているんです。

もがけばいいじゃないですか、もがいて努力することが大事なんです。

努力することを褒めてあげましょう。そして努力の成果が出たらもっと褒めてあげましょう。

そうやって子どもは自分なりに答えを作るプロセスを覚えるんだと思います。

友人のその習い事のクラスのことを聞いて、そんなことを感じました。

子どものことを大事に思わない親はいないけれど、そのモノの言い方の先はどうなるのか、

ちょっと立ちどまって考えてみるのもいいかもしれませんね。

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折江 晃

ワークショップデザイナー/オリエンテーリング・インストラクタ 自称:地図育アドバイザー(45歳・男性) 1972年生東京都出身・在住。明治大学政治経済学部卒業。小学生の女児・男児の父親。 小学4年生のときに、競技オリエンテーリングに出会い、運動は苦手でも、地図の読解力、判断力、忍耐力などを発揮することで好成績を残せる点に魅了され、高校時代まで続ける。大学卒業後、広告会社に就職。長年マーケティング業務にたずさわる中で、競技オリエンテーリングで培った「自分で考えて行動する力」がビジネスや人生に応用できることを実感する。この経験を自身の子育てに活かすために、地図を通じて「自分で考えて行動する力」を育むオリジナルメソッド『地図育』を開発。現在は、「一人でも多くの子ども達に、自分の人生を自分で切り開く楽しさを実感して欲しい」という思いで、地図育アドバイザーとして、地図育講座・ワークショップを主宰している。 連絡先:contact@mappower.jp

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